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創業して初めての大きな挫折

僕らにとっては創業し始めて初めての大きな挫折はネットショップの閉店でした。

僕らは創業当時、楽天も同時にやっていたんです。

少しでも売上を伸ばしたい一心と、これからはネットだろうからやらないといけないとただ漠然とそう思ってた。

でも結果的には一年後には楽天はストップ。それまでに注ぎ込んだお金200万ももちろんゼロに。全く形にならなかった。

理由はネットショップもリアルの店舗同様に、経費も労力も掛かり、まさにお店がふたつあるのと一緒。ほぼ二人で回していた僕らには完全に手に負えなくなっていました。

毎日くたくたになるまでリアル店舗でお客さんの対応をしながら、終わったら販促物の準備やネットの方の仕事が待っている。

どちらもなかなか売上が伸びず、お金もどんどんなくなり、仕事も2倍。このままだと両方ともダメになる、そう思って悩みに悩んだけどネットショップを閉める決断をしました。

金がとにかく無い、あの頃の僕らにとって200万はどれほど痛かったか。

ただあの時に思ったんです。

人間関係を大切にする商売がしたくて独立したのに、ネットでの販売はお客さんとその関係がつくりづらい。

欲しかったモノがある
値段が他より安い
手軽で早く届く

そう言った理由で購入される方が大半だ

あの人がいるから
私のこと分かってくれてるお店だから
なんとなく考えと姿勢が好きだから

と、言った中で買い物が生まれていく事を望む僕らがやりたい事と違う

少し方向がずれていたかもしれない

コレを機会にリアルのお店に集中して、本当に僕らが作りたかったお店にして行こう

結果論かもしれないけど、その決断が功を奏して僕たちは今ままだお店を続けている。もし投資したお金を惜しんで、方向がずれたあのまま続いていたら、きっと僕らは今、存在しないだろうか。

むかし読んだ斎藤一人さんの本に

「人はちゃんと困らないと、ちゃんと学ばない」と言うのがありましたが、僕らはまさにそれだと思います。

たくさん失敗して、挫折して、

ちゃんと困って、苦しんだ

だからこそ、そこからたくさんの学び得ることができた。

きっとこれからもそうだと思います。

大事なのは
困った時に

出来るだけ向き合うこと
逃げたいけど、逃げないこと

そうすれば必ず小さくとも答えとなると光が見えてくる

綺麗事のようですが、経験からそう思うのです

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