阿波踊りの脱力について

ここ数年私が特に意識をしているのが阿波踊りにおける脱力です。意識するきっかけはずばり師匠からの一言。その時から自分の脱力チャレンジがスタートしたのでした。

昨日投稿した記事に初心者は往々にして力む傾向があると書きました。この力みとは筋肉に余計な力が入っている状態を指します。踊り仲間との阿波踊り談義の際に私が脱力の話をすると大方「言われるとなんとなくわかるが実際やるのは難しい」と言われる事が多いです。私が脱力を意識しながら練習を続けおよそ2年、初めて師匠から「やっとできたね」と言ってもらえるようになりました。自分ではこういう感覚なのかなぁと思うようにはなったのですが、撮影した動画と静止画を見ると確かに脱力感が出ており、踊りの型としても以前より洗練されている方へ変化していました。

脱力の感覚とは?例えるなら水泳をしているような感覚に近いように思えます。阿波踊りで行うリズム入れの基礎練習は下に下にを踏み込みますが、その際にどうしても身体全体に力が入る傾向がある気がします。下に踏み込むということは軸足の筋肉での踏ん張りが必要になるのですが、その際にいかに短い瞬間(瞬発的というのでしょうか)だけ力を入れ、一瞬でその力をリリースするかというのが練習を通じて得たいわゆるコツです。また上半身については踊り中はほとんど力を入れません。

今日は少し難しい話になりました。興味がある方は是非トライしてみてください。

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