一番明るい星は、コレ！！明るい星TOP5を紹介します
コスモ女子ライターのアンです。
2022年も1月が終わりましたね。
1月20日は大寒という日で、暦上は1年で一番寒いのだそうです。
つまり、大寒を過ぎると、季節は春に向かって少しずつ暖かくなり始めるのだとか。
・・・いや本当に？
と言いたくなるくらい寒い日が続きますね。
冬こそ、天体観測！
私は寒いのは苦手ですが、宇宙好きとしては冬はいい季節。
なぜなら、冬は晴れが多くて空気も澄んでいるし、夜自体も長いので星が見える時間もたっぷり！
実は天体観測にピッタリな季節なのです。
さてそんな天体観測にピッタリ！と言われても、
「天体観測なんて言われても、オリオン座くらしかわからない」
「季節によって見える星に違いなんてあるんですか」
「いま住んでるところから見える星についてちょっと詳しくなりたい」
とお思いのアナタに！
今回はズバリ「明るい星」を紹介します。
星の明るさが一等星、二等星、三等星と数字で分類分けされてることはご存知でしょうか。
実は、一等星は全部で21コあります。
21コ全て紹介するとすごく長くなってしまうので、今回はその中からTOP5を紹介します。
みなさんもご存知のあの星もあると思いますよ！
明るい星TOP5！！
今回は、以下の内容で紹介していきます！
①明るさ
②名前の由来
③星座
④逸話やその他諸情報
第5位：ベガ
①明るさ：0.03等級
②名前の由来：アラビア語で「急降下するワシ」
③星座：こと座
④和名を【おりひめ星】といい、七夕伝説のおりひめにあたります。
天の川の近くにあるため、夏場に見やすく、白く輝いている星です。
はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル（ひこ星） とともに
「夏の大三角」を作っています。
第4位：アークトゥルス
①明るさ：-0.04等級
②名前の由来：ギリシャ語で「北の守護者」「熊の番人」
③星座：うしかい座
④「春の大三角」のひとつで、その中で一番明るい星です。
他の2つはスピカ（おとめ座の星）とデボネラ（しし座の星）です。
春頃に南東方向によく見える星で、黄色く輝いています。
和名で「麦星」「麦刈り星」「五月雨星」などたくさんの別名もあります。
明るい星は季節の流れの目印として、地方によっていろんな名前があるのも面白いですね！
第3位：リギル・ケンタウルス
①明るさ：-0.10等級
②星座：ケンタウルス座
③名前の由来：ギリシャ語の「ケンタウルスの足」
④南半球で主に見られる星で、日本では奄美大島より南でないと見られません。
南半球ではすごく有名な星とのこと。
私も見たことがないので、南半球へ海外旅行する際には、ぜひとも観測できる国へ行って実際に見たいと思っています！
第2位：カノープス
①明るさ：-0.72等級
②名前の由来：トロイ戦争でギリシア艦隊の水先案内の長として活躍した人物「Kanobos」のラテン名
③星座：りゅうこつ座
④こちらの星も南半球で主に見られる星で、日本では東北以南でしか見れません。
見れると行っても地平線すれすれを短時間で通るだけなので、ビルが多い都会では視界に入らないことも。
すごく明るい星なのにあまり有名じゃないのは、日本では見えにくいからのようです。
逆に南半球ではすごく有名になっているようで、こちらの星も南半球に旅行した際に肉眼で確認してみたい星のひとつです！
第1位：シリウス
①明るさ：-1.46等級
②名前の由来：ギリシャ語で「焼き焦がす」「火花を散らす」の意味の「セイリオス」
③星座：おおいぬ座
④シリウスは日本からもよく見えるし、納得の一位です。
オリオン座の左側にあるので、位置もわかりやすいし、前述の通り星がよく見える
冬の季節がベストシーズンになります。
さいごに
明るい星TOP５を紹介しましたが、いくつご存知でしたか？
中には日本では見えにくい星もありました。
自分はいま北半球に住んでいるんだと、地球のスケールを感じることができました。
南半球でキレイに見える星たちを見るというのも、これからの天体観測ライフの目標に新たに設定しました！
またいろんな星を紹介しますね！！
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