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光の一滴(ひとしずく)36『高次の愛って何ですか?⑧』

2019年9月6日
どうやら、広い宇宙には様々な存在がいて、地球にメッセージのエネルギーを送っているようです!それは私達みんなに太陽の光のように降り注いでいるようです。ワクワクしませんか!?
各人の心に響くものが、その人へのメッセージだということです。

たとえ意味を理解できなかったとしても、自分が共鳴してとても魅かれる作品や人の言動は、自分と同じメッセージを受け取った人が表現したものである可能性が高い。それを通じて理解することもできるというわけです。

逆にあまりに異なるエネルギーによる作品や言動だと不快になったり、違和感を感じたりするようです。

自分がどんなメッセージを受け取っているか、どんな作品や言動にどういう影響を受けているかを観察することは、自分の中にどんな感情を抱えているのかを知る手掛かりになりそうですね。


もしも自分が不本意なところに同調しているようなら、自分の中にも無意識に同じ要素があるということです。
怒り、不平不満、悲しみ・・・があるとしても、そうしたことを手放して、楽しい嬉しいことに合わせていけばいいので、落ち込まずにまずは観察してみてください。あると自覚できるから、手放すことができます。
実はチャンスなのです!

私もやっています。不穏なニュースを見て、自分がどう反応するのか。
もし不安に駆られた時には、出来る準備をして気分を落ち着かせたりします。

以前夏に実家に帰った時に、戻りの列車が台風で止まったことがありました。子供の部活があったので、台風情報を見るためにテレビをつけっぱなしにしていたのですが、その間ニュース、ワイドショーと次から次に情報番組が放送され、当時の二つの事件が繰り返し流れていました。
普段テレビを見ない私も、なんとなく内容を聞きながら「一体悪いのは誰?」「なんでそんなひどい事をするの?」と、その二つの事件にいつの間にかのめり込んでいました。
ワイドショーの中でコメンテーターのお一人が、根本的な原因を指摘することで、それまで延々と水掛け論だった流れをスパッと断ち切ってくれました。するとキャスターの女性もハッとされたようでした。
いつの間にかみんな巻き込まれていたんですね。報道のプロであってもです。

でも、本当に驚いたのはその後です。
実家から戻って二、三日、私はまだイライラしていたのです。
友人と電話で話していてもどこかイラついていて。
電話を切った後、自分でも何だか変で、内観してワイドショーからの影響を思い出しました。友人にも事情を話して謝りました。

この時、おそらく私の中にも争いのエネルギーがあったため、ワイドショーで刺激され、私の中でくすぶっていたのだと思います。つまり私の中に燃料があったということですね。早く気づけてよかったです。


また、台風情報などの速報のためにつけっぱなしにしたり、あるいはお出かけ前に時計代わりにつけていたり、テレビを見るともなしに聞き流していると、流れている情報が意外と記憶に残っているというお話を聞いたことがあります。
逆にきちんと内容を吟味しながら聞いていると、論点の矛盾やすり替えなどの問題点に気づくので、必要な情報の選別ができるのだと。

そうかもしれません。引き付けるためにやたらと怖がらせたり、煽ったりするような内容の情報番組などを無防備に聞きすぎるのは危ないかもしれませんね。また、偏った印象操作などもあるかもしれません。
落ち着いて、ニュースは情報として必要最低限に受け取り、友人や家族、周りの方々とも声を掛け合いながら、出来る準備をしていると、巻き込まれることも少なくなり、だんだんと穏やかな気持ちになってきました。

初めは出来ているのかわからなくても、気長に続けていると、だんだん気持ちが軽くなり、本当に楽になります。ぜひ!


『明るい方へ』『光の方へ』  道端の草花に励まされます。