見出し画像

【ショート】地球師匠に四柱推命「火」との付き合い方を学んだ話

四柱推命鑑定士Yです。
会社員をやる傍らで『自分の使命で生きられるようになる鑑定』をやっています。

僕自身「火」に相当する星を持っていないために、正直苦手な属性でもあります。
「火」は外に向けて働きかけていく属性(伝えたり表現したりする事)となるので、バランス的に「火」が多めの人は表現力が高い人が多いです。

僕の周りの「火」を持つ人たちを思い返してみると、喋るのが上手かったり、自分の作ったものを外に外に出していきたいという気持ちを強く持っていたりします。
言いたくて仕方ない!黙っていられない!って人は火の要素を持ってるかもしれません。

僕は元々人とのコミュニケーションを取ることが億劫で、伝えても理解が得られないと先に考えてしまい、自己主張をしない選択をしてきました。
言い返すぐらいなら黙るって選択が僕にとっては楽でした。

ただ、仕事で営業を選んでしまったがために、誰かに伝えるという修行が社会人になってから始まりました。
大変苦労をしましたが、結果そのおかげで友人も増え、幅広い付き合いができるようになったので学べて良かったと思っています。

ですが、営業力を磨こうとする中でバランスが崩れてしまった為に大切なものをたくさん失ってきた経験もしました。

僕が最初に勤めていた営業組織は毎日怒号が聞こえるような激しい職場でした。
なぜ今日数字を上げられなかったのか?
なぜ目標を達成できなかったのか?
自分の何を変えるべきなのか?
このような事を日々問い詰められていました。
数字が取れなかったのもあり、毎日罵倒されていてとても辛かったです。

あるきっかけで転職し、次の職場の上司が大変な人格者でした。
基本厳しく指導してくれるのですが「預かるつもりで育て上げてやる」という責任感の元に指導してくれる人だったので、とても成長する事ができました。

上司に相談することにより、ほとんどのユーザーに対しての問題が解決していくのを目の当たりにし、自分の考えを話せるようになり、相乗効果でユーザーに対しても自分の想いをハッキリと伝えることができるようになりました。
そしてどんどん自分の中での火は大きくなりました。

伝えてダメならそれまで。
相手が言われたくないこともちゃんと伝えなければいけない。
コミュニケーションはぶつかり合って当然だ。
言ったもん勝ちなら言わなきゃ損。

このような偏った考えに支配され、ユーザーや職場の人、仲の良い友人にも自分の意見を押し付けるようになっていました。
結果として僕自身から色んな人が離れていき、そんな自分が辛くなり営業要素の強い職場から離れることを選択しました。

仕事を変えて自分の時間を作れるようになり、前回記事でも書いたように友人とキャンプに行った時に、焚き火をしました。

実際に焚き火した時の写真

焚き火は小さい種火から少しずつ薪をくべていき、火を育てていきます。
季節は秋で肌寒いぐらいの気温だったのもあり、ちょうど良い温度で僕らを暖めてくれました。

大きくなりすぎそうであれば薪の距離を調整したりして火力を弱めます。
消えそうになる前に薪を近づけて新たな薪を足します。
細かな作業ですが、それにより適度な火力を保てるのです。

この経験から、僕の中の火の要素は暴走していたんだなと気付きました。
周りを燃やし尽くすような火に誰も近寄らないですよね。
自分の内なる火を自在にコントロールできるようになることで、人を温めたり調理したりと役目を果たせるのだと気付きました。

自分自身が火の要素を活かす際は、焚き火のようにずっと見ていられるような美しい火でありたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?