マンガで英語多読入門① (『多聴多読マガジン』 Presents)
漫画・畑中 莉羅 構成・『多聴多読マガジン』編集部
[第1回] やさしい英語の本からはじめよう!
「英語で本を読む」ことは、日本に住んでいて、英語ネイティブと接触がないという人でも気楽に取り入れられる学習方法です。
英語多読にはメリットがたくさん!
でも英語多読をするには、無作為に好きな本を選んで読むのではなく、ちょっとした「コツ」が必要です。
この連載で、ネコ山先生とリンちゃんといっしょに英語多読について学んでいきましょう!
(1)洋書に挑戦!
(2)結局、挫折……
まずあなたが「英語の本を読みたい」と思ったとき、どんな本を選びますか?
読書が好きなリンちゃんは、話題の最新ミステリー(500 ページ超え!)に挑戦します。
でも、そういう本は、単語や文法も難しいし、スラングもきっとたくさんあります。1 章を読み終わるのにも時間がかかりそうですね。
背伸びして分厚い本に挑戦し、さっそく挫折してしまったリンちゃん……。
多読あるあるですね。
多読の心得①
スタートは本当に簡単なレベルの英語の本からはじめよう。
英語多読の基本は、「簡単な本からはじめる」ことです。
おすすめは、GRやLR。
GRとは
GR(Graded Readers)は、英語学習者向けに語彙制限されたリーダー。私たち日本人(もちろんそれ以外の英語ネイティブではない外国人も含みます)が英語の勉強をするために作られたリーダーのこと。
ELT Readersと呼ばれることもあります。
LRとは
LR(Leveled Readers)は、英語圏のネイティブの幼い子どもたちが読み方の練習をするためのリーダーです。
ネイティブの子ども向けですので、意外とトリッキーな単語(現地の子どもたちにとっては馴染みがあっても、私たちにとっては初めて見るような単語)も出てきます。
それでは、「自分に合った簡単なレベル」の見つけ方とは?
次回に続きます!
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