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コロナ融資・無担保枠の増額決定!? 経営者の本来あるべき姿とは!

まだまだコロナ禍の影響が続く中、コロナ融資が増枠されることになりましたが、経営者として穴澤社長はどう捉えていますか?

引用元:
2021年不動産市況!緊急事態コロナ禍で、融資情勢は?不動産は買いか?
https://youtu.be/-jDFcC9A_bs

 1度目の緊急事態宣言の時にコロナ融資というものが出て、一度それは終わりました。
今回2度目の緊急事態宣言で「補助金をどうするんだ」と騒がれていたのが、
やっとある程度決定してきて、コロナ融資が増枠されることになりました。不動産賃貸業をある程度の規模でやっている人も、経営者・個人事業主関係なく対象になります。
 また、今まで無担保枠で最大4000万円の融資だったのですが、金融公庫や保証協会で4000万円から6000万円に増えるため、2000万円分増額されることになります。また、融資を受けるには、今までは「1ヶ月の前年比で売上5%減少の証明が必要」などの条件があったのですが、それが2週間の測定値で良くなりました。それにより、大体の人が融資対象に当てはまるようになりました。


 「売上5%減少」の解釈の仕方にもよってきますが、不動産賃貸業をやっている人は賃料が入ってくるのが1ヶ月後になります。そのため「2週間の測定値」といわれたら、瞬間風速的に売上が落とせてしまいます。税理士に頼んで解釈の仕方の部分などで上手くやってもらえれば、意外に綺麗なお金が入りそうだなと思います。
 もちろん、「必要もないのに借りる」というのはしなくても良いですが、賃貸業をやっている大家さんに関しては、「10年で返済するのを3年間は据え置きにできる」「利子補給が付く」など色々ありますので、今のうちに借りておくのは悪くないのかなと思います。そういう「情報」を知ることができるかどうかは、アンテナを張っている人と張っていない人だと全然違ってきます。

知らない人は「知らないまま」、知っている人は「融資を受けてうまく回すことができる」ということですね。

 私は「アンテナを張っている」というよりも、「アンテナを張っている知り合いがたくさんいる」という感じですが(笑)。そういう知り合いから電話が掛かってきて、「まだ決定はしていないですが、おそらく増枠になると思います」という話を事前に聞いていましたね。
 これから色々情報が増えてきますので、「コロナ融資」や「最新」などのキーワードで調べることで、要件なども全部細かく確認できて自分が該当するかどうかが分かります。「知っているか」「知らないか」、経営者もただ漠然と「やばい」というのではなく、「国会が開かれてるということは何か追加で施策がでる可能性が高い」など、しっかりアンテナを張っておくのが大事です。
 意外と、こういうことを知らない飲食業の経営者が多いです。前回の緊急事態宣言の時などは、行きつけのお寿司屋さんの大将が知らなかったので、そのまま銀行員を直接紹介したりとかもしました。
私が知り合いの決算書をもらって、間に入るのはなんだか嫌なので(笑)。

 「経営」という部分で言うと、コロナ禍で確かに経営は厳しくなっていますが、コロナじゃない時だったら、普通に経営が厳しければそこで即終了となります。コロナ禍での補助金などは、そいういう意味では「コロナにならなくても潰れる」ところも助けている側面があるので、ある意味甘やかしすぎている部分があります。
 「本当に救わないといけないところを救いたい」というのは、よくわかります。しかし、経営の根本にあるのは資本主義です。経営者は資本主義の美味しいところを取りにいくために、独立しているわけです。それが嫌なら、サラリーマンなど、資本主義の下で雇用されている人で良いはずです。
 実際、景気が良い時は、飲食業の人はものすごい稼いでいます。「アリとキリギリス」の話ではないですが、その時にお金を貯めておくことができたはず。「緊急事態宣言でお客さんが来なくなり経営が苦しいです」というのは、その気持ちも状況も理解できます。でも、儲かっていた時に倍以上税金を納めていたかと言うとそう言う訳でもないですよね。

それは中々厳しいご意見ですね

 「コロナ禍で救わないといけない人がいる」というのはよくわかるんですが、そういう「根本の考え方が違う人」「ダメな時だけ騒ぐ人」というのが最近少し多いんじゃないかと思って見ています。飲食業の他にも、本当に救わないといけない所、病院や警察などの国を維持するために必要なシステムという部分も守らないといけないと思います。
 (医療崩壊してしまうから緊急事態宣言がでる訳で)医療崩壊の一因として「民間の病院がベットを空けられない」などがあるので、個人的には民間病院が開けられるような対策に、一番お金をかけた方が良いと思いますけどね。難しいところではあります。本来「補助がなくても生き延びないといけない」のが経営なのですが。

 私の会社では、コロナ禍になる前からリスクヘッジとして、「家賃収入が減った」「物件が売れない」など何があったとしても、「物件を売らなくても生き残れるために」と色々対応していました。流石に、コロナがこんなに長期戦になるとは思っていませんでしたが、やはり経営者としてリスクマネジメントをしておくのは重要です。
 経営に限らずですが、最新の補助金の情報など「アンテナを常に張っているかどうか」で、相当得する人・損する人の差がでます。

 今までアンテナを張っていなかった人は、自分で「コロナ融資」などを調べて、税理士の先生に相談すると、(税理士でも得意不得意はありますが)補助金などはでると思いますので、すぐに行動した方が良いです。

動画はこちら!
「穴澤勇人のMIQTV」
コロナ融資・無担保枠の増額決定!?「だけど日本って資本主義だぜ」経営者の本来あるべき姿とは!
https://www.youtube.com/watch?v=mK8spOJFpTI

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