「仕事がなくて困るなら余計なルールを作れば良いじゃない?」マリーアントワネットの独り言
皆さん、こんにちは。マリーアントワネットです。(大嘘)
最近は業務効率化の波が一気に押し寄せていますよね。
そうなると会社としては良くても人によっては「仕事がなくて困る!」という人もいるかもしれません。
そこで、今回は「仕事がなくて困るなら余計なルールを作れば良いじゃない?」ということで紹介したいと思います。
なお、こちらはあくまでこういった所に余計なルールができやすいという紹介を目的とした記事であり、社会全体の国力を低下させる無駄なルールの推進をするものではありませんので、予めご了承ください。
余計なルール作りのねらい目
まず、余計なルールを作る時に考えるべきことは、「他の人にツッコまれない」ことです。
というわけで、なるべく知らない人が多いところは超狙い目です。
では、知らない人が多いところはどういった所になるか?
こういった観点から余計なルールを作る際のねらい目のポイントについていくつか紹介していきます。
専門性が高いところで余計なルールを作る
一つ目は専門性が高い領域です。こちらは知らないというより知れないといった方が良いかもしれません。
また、専門性が高いということは最初は色々と業界の中で学ぶ必要があります。そこで、その業界に入ったばかりの人に対して知識という暴力で最初から洗脳しておけば、そのルールに違和感を持つ人も年が経つごとに減っていき、持続効果も見込めます。
もちろん、教養が高い人が多いのでマジで優秀な人には即効バレますが、そういう勘の良い人は入ってきた瞬間に優秀だと分かるので、既得権益を駆使して即座に業界から追放して叩き潰すかお金やその他諸々の誘惑を駆使してこちら側に引き込む等の手を打つことで対応できます。
みんなが興味ないところで余計なルールを作る
二つ目はみんなが興味ない領域です。典型的な例は政治です。
税法の「分かりやすい」「徴税しやすく計算しやすい」の原理原則を逸脱した、軽減税率の採用による単一税率から複数税率への改変、それに伴う業務負荷の増加とインボイス制度の追加。
今年の内容だけでも、定額減税や急な電気補助金等の突発制度の乱発、政党助成金等の税金を蓄財に回しやすい環境づくり、パーティー券を通じた大企業との癒着。そして、従わない企業に対する突然の謎の告発や勧告で行う集金作業等ジャイアンもびっくりなレベルでやりたい放題やっています。
こういうことが出来るのもみんなが興味を持っていないからこそ、誰にも気づかれずに余計なルールを作りやすい環境と言えます。
また、興味を持たれないようにするために、情報発信等は事務的で無機質なつまらない資料をあえて作ることで、情報公開の義務は果たしつつも関心を持たれないようにする技術も重要になってきます。
「安心・安全・平等・公平」等の反対意見が出しづらい正論を振りかざして余計なルールを作る
提案した時に反対意見が出しづらい内容のものも余計なルールを作りやすいです。「安心・安全・平等・公平」等がキーワードのルールは現実を顧みず、理想を追い求めて本気を出せばいくらでも無限にルールが作れます。これと同様にたとえどんなに頑張っても完全なものは絶対作れない領域であれば同じように応用は可能です。
また、言っていることや目的自体が間違っているわけではないため、反対意見が出たとしても逆に「意識が低い!」「自分の都合だけ考えるな!」の一言で相手に揺さぶりをかけ、場を支配することで勢いで突破することができる点も非常に優秀です。
まとめ
「仕事がなくて困るなら余計なルールを作れば良いじゃない?」ということで紹介しました。
良いルールを作る方法は星の数ほど語られているかもしれませんが、逆にこの記事を通して「どうやったら最悪なルールを作れるか?」を考えてみることでより良いルールを作る助けになれば幸いです。
これからルールを作る際は「シンプル・例外は認めない・法則のある(一貫性のある)」の3点を意識して作ってみてはいかがでしょうか。
ちょっとしたルールだとしても、作ったルールによっては一瞬で人心が離れることもあります。
むしろ、ちょっとしたルールだからこそ、そうなっているのかもしれません。
どうしてもルールにはその人の個性が出てくるところはありますが、上記3点のポイントをなるべく満たすようなルールに近づけて運用変更して、業務を効率化してみてください。
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