シェア街のリアル住民になりました!

今週は、シェア街ウィークでした

5(日)シェア街会議
6(月)シェア街内覧会
7(火)シェア街×議論メシ
8(水)契約
9(木)入居
10(金)←今ここ
11(土)シェア街会議

つまり昨日から、シェア街のリアル住民になりました
初めて会議に出てから3日、内覧会から2日で契約、その翌日に入居…我ながら早いなw

こんなに早いのには理由があって…現状、ほぼネットカフェ生活で、自宅の家賃の他に毎日2400円のネットカフェ代がかかっており、シェアハウスもほとんど同じ金額なので、入居を遅らせるメリットが、まるでないんですよね~
なので、新宿二丁目のネットカフェから、キャリーバッグ1つ分の荷物(まあ、これもちょっと訳ありなのですが…)をゴソッと移動してきました
家具はないけど、PCさえあれば何とかなる!
自宅から寝袋と着替え、生活用具一式を持ってきて、とりあえずの生活スタートです

シェア街というのは、台東にあるゲストハウスLitter Japanの柚木さんが始めた、新しいプロジェクトです

https://www.share-machi.com/

シェア街の面白さは色々とありますが、個人的には、行政区や川を越えて広がる地域コミュニティの在り方に関心があります
地域コミュニティの活動をしていると、道1本挟んだだけで、コミュニティ的にはスパッと分断されている…なんて事が結構あります
それは歴史的な背景がある場合もありますが、多くは行政区による分断です
所属する町会や学校の違い、お祭りや地域のイベント、こういった様々な事が、自治体という枠で決められた境界線で分断されていたりします

また、川は自然に生まれる境界ですよね
川向うなんて言葉もありますが、川は集落を分断しますので、両岸で文化がまるで異なる事も珍しくありません
隅田公園なんていうのも、同じ名前の公園が台東区側と墨田区側にあり、それぞれ異なる方針で設計されていますね
こういった分断を乗り越えて広がるシェア街は、これらの既存の枠組みの上にレイヤーを重ねて塗りつぶしたような面白さを感じます

街全体を再編集してシェアする…という発想は、小杉湯を中心に始まったプロジェクト「銭湯ぐらし」にも似ていますね
銭湯ぐらしでは、風呂なしアパートと銭湯が提携し「銭湯付きアパート」として再定義する事で、風呂を家の中に持たず、外に持っても良いじゃないか…という新たな概念を提案しています
風呂なしアパートの住民が銭湯に行く…それは、今までも普通に行われてきた、ごくごく当たり前の事ですが、「銭湯があるくらし」の価値を再定義すると、そこに共感する人たちが現れ、今までとは異なる層が対象となります
シェア街も、新しいモノをつくるだけでなく、今あるモノを再定義する事で、街に無限の可能性を与えられるのではないかと思います

僕個人の活動として、今年は墨田区向島の辺りで、庭でつながる地域コミュニティづくりを計画していました
結構、これに力を入れて準備していたのですが…コロナの影響で全部延期…
まあ、そういう意味では、シェア街はコロナ禍にあっても進めていきやすい活動ですので、このコミュニティの中で何か面白い事が始められたら良いな~と思います

初めてのシェアハウス生活も楽しみですね…協調性のカケラもない僕に、果たして共同生活ができるのか…?
気が向いたら、またレポートします

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