シオン賢者の議定書 ~ ネオコン覇権への点と線 にこねこvol.19
タッカー・カールソンとジェフリー・サックス博士の対談記事を連載でお届けしていますが、今回は「誰がこの世界を動かしているかについて、真剣に考えなければならない」というテーマに焦点を当てます。もちろん、サックス博士はその答えを知っていると思いますが、それはまるでハリー・ポッターの「名前を言ってはいけないあの人 (He-Who-Must-Not-Be-Named)」のように、触れてはいけないタブーなのかもしれません。
先日、イラン大統領の葬儀で「アメリカに死を」というシュプレヒコールが行われている動画を見て、映画『終わらない週末』の宣伝ビラを思い出しました。このビラはアラビア語で書かれており、イランの公用語であるペルシャ語とは異なります。日本語と韓国語ほどの違いがあるため、アメリカのSNSでは「なぜイランのテロリストが投下するビラがアラビア語なのか」という疑問が投げかけられていました。
その違和感の答えを私は見つけました。宣伝ビラに描かれた絵が、アラビア語版の『シオン賢者の議定書』(以下、「シオン議定書」)に似ているのです。蛇が世界を飲みこむ表紙のバージョンは、1970 年代にサウジアラビア国王が、来賓に贈呈していたそうです。これはわかる人に向けたメッセージ。
1920年代からヨーロッパに反シオニズムの嵐を巻き起こした恐ろしい計画書『シオン議定書』(全24章)をヒントに、考察してみたいと思います😎
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