【ビートルズ】聞いてはいけない!ヘルタ・ースケルター

ビートルズの「ヘルター・スケルター」:なぜこの歌は殺人カルトの象徴になったのか?

ビートルズは、ロック史で最も影響力があり、革新的なバンドの 1 つとして広く認められています。ただし、すべての曲が肯定的に受け入れられたわけではありません。 最も物議を醸した曲の 1 つは「ホワイト アルバム」に収録され、1968 年にリリースされた「ヘルター・ スケルター」です。

「ヘルター ・スケルター」は、ポール ・マッカートニーによって書かれた曲。タイトルに隠された意味は、「らせん階段」のシンボリズムで、ヒンディー語では「大混乱、乱痴気騒ぎ」という意味。

この曲には不協和音で混沌としたコードがあり、緊迫感と暴力性をかきたてるようなメロディラインになっています。また逆再生をすると、「神は血を求めている」、「神は血が好きだ」、「手榴弾を投げろ」という言葉が出てくることでも知られています。

この悪魔的な曲を有名にしたのは、「マンソン・ファミリー」事件。カルト団体の指導者チャールズ・マンソンは、世界を破壊する最終戦争の予言として、この曲を解釈しました。 黒人による最終戦争を起こそうという過激な妄想に、彼はとりつかれました。

1969年8月、マンソンは信者とともに連続殺人を実行。犯行現場に「ヘルター・スケルター」、「豚」、「豚に死を」などの血文字で書きました。彼らはすぐに逮捕されましたが、ビートルズはマンソンによる曲の解釈に恐怖を抱き、ライブで演奏することを回避しました。

これは、ロックが悪魔的だといわれる由縁を示す一例だといえます。イルミナティ13人委員会の悪事を暴露した、トッド・コリンズによれば、世界のレコード業界を支配するこの委員会からの指示で、大ヒット曲を生む過程において、歌詞やメロディには無意識層に働きかけて、破滅的で過激な意識を仕込むコードが入るように編集されるそうです。若者は繰り返しロックを聞くことで、いつのまにか危険なコードに洗脳されることになります。

近年、若者の自殺をあおるような曲が、ネットから流行しているのが気になります。ヒットの裏側には、陰謀があることを知っておきましょう。

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