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進撃の巨人ファイナル~ オカルト的世界観考察①

今日(11月4日)は、「進撃の巨人」アニメ最終回です。複雑な伏線がからみあうストーリー構成の超大作は、世界中のファンを魅了しました。「進撃の巨人」は、北欧神話や世界大戦がモチーフになっていると感じる人が、国内外を問わず多いようです。

エルディア国と始祖ユミル

左:悪魔とユミル、右:エデンの園

 巨人のルーツとなっているのが、ユミルという奴隷の少女。彼女が「豚を逃がした」という行為は、奴隷を解放するモーセの役割。彼女が落ちた穴のある巨木は、世界樹(Axis Mundi)。「悪魔の穴(Buco del diavolo)」は古代の地下聖堂を意味する。エデンの園のイブが蛇から知恵のリンゴを授かったように、ユミルは悪魔の穴で、世界を滅ぼせるような力を授かります。しかし、ユミルは王と結婚することで、力を利用され、服従するだけの存在でした。
 エルディア国ですが、ヘブライ語の「エル=神」とギリシャ語の「イデア=理念」の造語ではないかと思っています。

マーレとパラディ島

 エルディア国は巨人の力で勢力圏を拡大しますが、隣国マーレとの戦争でパラディ島に逃げ、城塞都市を築いて鎖国しました。パラディ島の形はマダガスカルに似ています。また、パラディ島の同心円状の城塞は、アトランティスのようです。パラディという言葉は、ドイツ語の「パラディス=楽園」や、「パラディン=中世の騎士」に由来するかもしれません。

 軍事大国マーレに取り残されたエルディア人は迫害され、居住区を定められているなど、ナチスドイツとユダヤの関係に重ねられます。ナチスドイツによる、ユダヤ人のマダガスカル移民計画(1940年)は歴史的事実。

興味深い言葉(地下室、座標、地鳴らし)

 進撃の巨人に特殊な用語が出てきますが、前半では主人公エレンが父親から託された「地下室」の鍵が、大きな意味を持っていました。父親が隠したものは、改ざんされた歴史に関する情報でした。
 また、「座標」というのは巨人の総力を発動する源。始祖の巨人の位置と関連があり、巨樹と始祖ユミルの聖地です。「地鳴らし」は、グレートリセットですね。

 私が解読にはげんでいるCIA本部のクリプトスにも、「地下の知られざる場所」と「座標」が出てきます。これは、各民族それぞれに設定されているのかもしれません。日本にも、改ざんされた歴史、消された文字、見つけなければならない座標があります。
 グレート・リセットが発動されたタイミングで、進撃の巨人ファイナルシーズンを迎えるというシンクロは、「日本人、気付け!」というシグナル。少しでも多くの日本人が覚醒するように、作者の諫山さんにインスピレーションがおろされたのかもしれません。そういう視点をもって、最終回を見ると鑑賞の仕方が違うかも…😊

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ダイジェスト動画

進撃の巨人をおさらいできる動画が出ていますが、30分にまとめた編集力すごすぎ😲


夕暮れの鳥

伏線が楽しいエンディング😉

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