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進撃の巨人ファイナル~ オカルト的考察②

「進撃の巨人」アニメ最終回の余韻がさめやりません。明日(11月7日PM11時~)も番組があるようなので、チェックです。今回はシンボリズムの視点から、風変わりな世界観考察をやりたいと思います😎

アッカーマン一族

 アッカーマン家は、エルディア国王に仕える武門で、圧倒的な身体能力や任務遂行力の高さの秘密は遺伝子にありました。またフリッツ王が推進した記憶改ざんができない遺伝子の特徴があることが判明したため、粛清対象になり、高貴な階級でありながら、一族離散しました。

 アッカーマンの由来を調べると、アシュケナジム・ユダヤの姓で「耕す人」という意味。リヴァイ(Levi)は、イスラエル12支族の「レビ族」から名付けたと思います。ユダヤのレビ族は司祭を務め、預言者が出る家系なので、王を補佐したり、霊感が強い、知能指数が高いという遺伝子の設定を取り込んだのでしょう。ただしレビ族には兵士になってはいけない掟があります🙃

ミカサの赤いマフラー

 エレンからもらったミカサのマフラーは、二人をつなぐ赤い絆の象徴。ミカサの純粋な情愛に号泣しました😭
 旧約聖書には様々な暗号があり、「スカーレット・コード Scarlet Code」というものがあります。ヨシュア記に登場するラハブという娼館を営む女性の看板に付けられた赤い紐のことで、後にダビデを生むユダヤ王家で、さらに救世主キリストへとつながる血筋を暗示します。王や救世主と最下層民の対比ですね。
 ミカサのマフラーにつながる話として、人身売買の悪党がミカサの母親を娼館に売り飛ばすため、一家を襲撃する事件がありました。リヴァイの母親は娼婦だったことから、作者の諫山さんは「スカーレット・コード」を伏線にしたのは明らか。緻密なプロットに驚愕~😵
 そうすると、最後のシーンで悪魔の穴を見つけた少年兵士は、ミカサの子孫ではないかと予想されます。戦争のカルマを断つ意志は未来に受け継がれていく・・・なぁんてね😏

受け継がれるDの意志

13の数秘

 「進撃の巨人」に出てくる13の意味は、よく考察されていますね。「13日の金曜日」など、一般的に13は不吉とされる数字。しかし、ユダヤ教では、モーセの十三信条に由来したり、唯一神ヤハウェのゲマトリア(数秘)26の半分であることから、神の完全性を象徴する数字。「進撃の巨人」で巨人の継承者の寿命が13年なのは、神聖な数字として扱われている気がします。 
 一方、不安をかきたてる集団心理を利用した、13の数秘を悪用した黒魔術が存在するので、難しい数字です。

世界樹と枢軸

 世界各国に世界樹・世界軸(アクシス・ムンディ)の神話があります。「進撃の巨人」でも象徴的なシンボル。
 第二次世界大戦前、ナチスドイツとイタリアが軍事同盟を締結しました。では、なぜ枢軸(アクシス・パワーズ)というのか。

ナチスドイツの最大勢力圏(1942年10月)

 都市伝説扱いされがちですが、悪魔崇拝を執り行う集団が実在するようです。ベルリンとローマを結ぶ13の黒魔術の秘密を、地図で見ましょう
①地中海の形は魔女そのもの。創生の地母神は黙示録どおり、権威を与えている期間、カギ十字の領土が拡大した。
②アルファベットBは1と3に分解できる。すなわちB=13。ベルリンのBと、ローマ・バチカンのサンピエトロ大聖堂(Basilica)。
③東経13度線:ベルリンとイタリアを通過。

 日本はドイツとイタリアの軍事同盟に参加しました。太平洋戦争で日本が領土拡大したのは1942年まで。その後は敗戦の連続。実は日本はまだ呪縛から解放されていないのですよ…🥶

 「日本人、気付け!」というシグナル。日本が戦争に巻き込まれる可能性が高いからこそ、反戦の願いをこめて、アニメ製作された熱意が伝わってきました。

 他にも考察点はありますが、今回はこのへんで。この記事が気に入ったら、スキやフォローをお願いします。次の記事はこちらからどうぞ~😀

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感動のエンディング😭

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