キャプテンを任された私
私たちの代が三年生になった時、顧問の先生に「キャプテンはおまえにやってもらう」と名指しされたため、私は中学校に続き、高校でもキャプテンを務めることになった。
時が経つにつれ、最初感じていたキャプテンとして選ばれたことへの誇りは、自分の不甲斐なさやプレッシャーで打ちのめされ、苦しむことになった
のですが、最初キャプテンとして選ばれた時は、「キャプテンとしてみんなを引っ張っていくぞ!」という強い気持ちでいっぱいだった。
時には喝を入れられ、叱責され、平手打ちされ、罵声を浴びせられ、自分の不甲斐なさに悔しくてたまらなくなり泣き、自信をなくすなか、同期との結束は強くなり、絆は深まっていった。最初は10人いた同期の部員も、卒業時には6人になってしまったが、この6人は今でも人生から切り離せない存在であり、大切な仲間だ。
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