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苦手な上司へのアプローチ術

「上司が自分の仕事をどれだけ理解してくれているかわからない」
「上司からのフィードバックがないので、自分の仕事が役になっているのか実感できない」
「現場のことをわかってもらいたいのに、上司も忙しそうで相談できない」

上司との関係でこんな風に悩んでいませんか。

多くのビジネスパーソンにとって、上司との関係性はとても重要。
とはいえ、人と人の問題なのでどうしても相性の合う合わないはあるもの。苦手な上司もいるかも知れません。

特に苦手意識を持っている上司に対しては、ネガティブな感情が邪魔をして、思ったように意思疎通ができないことが多いのではないかと思います。
それでも仕事なので、上司とはできるだけいい関係性を築いておきたいものです。

ではどのようにしたら、上司とスムーズにコミュニケーションを図れるのでしょうか。

上司は完璧じゃない

上司へのアプローチ術を紹介する前に、前提としてお伝えしておきたいことがあります。
それは、上司も完璧ではないということ。

よく部下の方から聞く声は
「この状況を見ているはずなのにどうしてわかってくれないのか」
「自分だって以前現場にいたからわかるはずなのに・・・」というセリフ。
察して欲しいという気持ちは十分に理解できますが、上司は上司の視点で状況を把握して、上司の立場で様々な悩みや課題を抱えているものです。
だから「察して欲しい」というのはNG。
やはり言わなければ伝わらないものなんです。

ではどうしたらいいのか。
今回は上司へのアプローチについて、ポイントを3つご紹介します。

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上司へのアプローチポイント

(1)感情ではなくプロセスを踏んで丁寧に現状を伝える
「現場の状況をわかって欲しい」という思いから、つい感情的に訴えようとする部下の方がいらっしゃいます。
気持ちは理解できますが、感情だけぶつけられても、具体的にどこをどのようにサポートすれば良いのか、上司も判断ができません。

まず大事なことは、丁寧に現状を伝えること。
できれば、自分の仕事を何も知らない人に説明するぐらいの感覚でプロセスを踏んで丁寧に伝えてみましょう。
そして、仕事の中のどの部分でどんな悩みや課題を抱えているのか、客観的に説明してみてください。
漠然と「忙しすぎて」と言うのではなく、「現状はどれぐらいの業務量をどのように進めていて、成果を上げるためにはこれぐらいの体制や仕事の進め方が必要」という感じです。
ここでは数字などを入れるとより説明に根拠が増します。

できるだけ定期的に進捗を伝えてみましょう。


(2)自分から挨拶する
次のポイントは、自分から挨拶するということ。

苦手な相手ほど避けたいという心理が働きますが、逆に苦手な人ほど自分からコミュニケーションを取ってみるのが良い関係性を築くためのコツです。

あいさつの重要性については、前回のnoteでも投稿しましたので、ご参照ください ↓

「人材定着のポイントはあいさつにある!」

https://note.com/cosmic56/n/n24d0595a536b

返報性の原理というものがあります。
人は相手から受けた好意に対し、「お返しをしたい」という気持ちになるそうです。
あいさつもまさにこれに当たります。自分から継続してあいさつをしていると、相手もきっと心を開いてくれます。仕事の中でも、少しずつコミュニケーションが取りやすい環境ができてきます。

(3)自分自身の価値観や欲求を知る

上司に対して何か感情が湧き出ている時というのは、自分の中の大事にしたい価値観や欲求が揺さぶられている現れだとも言えます。

かつての私の事例をご紹介しますね。
ある仕事を担当するように指示された時、「どうしてこの仕事を自分がしなきゃいけないの。何もわかってくれてない」という感情を上司に抱いている時がありました。
今考えてみると、それは指示されたその仕事に対して自分が価値を感じておらず、価値を感じていない仕事をするということで、他者から評価されないのではないかという自分の中の「恐れ」からくる感情でした。
さらに深堀すると、私は「みんなに必要とされている仕事がしたい」という欲求があり、上司から指示されたその仕事がみんなから必要とされている仕事だとは思えなかったんです。

自分がどんな価値観を持っていて、どんな欲求があるのかを知れば、例えば指示された仕事をできるだけ自分の価値観寄りにやり方を変えてみるとか、自分だけではなく他のメンバーと一緒も加えて欲しいとお願いするとか、いろいろ方法はあったはず。
「わかってくれない」という感情が何から来ているのか、自分なりに理解できれば、その後の上司へのアプローチも変わってきたはずなんですよね。

相手に対して一方的にネガティブな感情を抱えてしまう時は、一度自分自身と向き合ってみて、自分がどんな風に仕事がしたいのかを整理してみるといいと思います。その上で、冷静に客観的にコミュニケーションを図ってみましょう。

まずは自分の一歩から

上司に「どうせわかってくれない」と思って伝えることを諦めてしまうと、状況は何も変わりません。そこでストップしてしまいます。
まずは自分でできる一歩から始めてみましょう。

少しずつかも知れませんが、見える景色が変わってくるかもしれませんよ!


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