30歳、ろくでもない1年。

何の自虐にも自慢にもならないんですが、
私2月生まれなので、早生まれなんですね。
なので今年ようやく遅ればせながら30歳を迎えたわけでございます。
そんな2022年。
本当に色んな事がありました。
その中でも大きくトピックスを分けるのであれば、こちらです。
ドン!

①十数年来の友人と実質絶交する
②割と仲の良かった叔母が死去する
③介護業界に戻ってくる

①に関してはもう本当に色んな事がありました。
やはり、なんといいますか。
心理学とかメンタル系に手を出した奴にろくな奴はいないのです(言い過ぎ)
自分の中で留めておいて、自分で色々改善する事は大事だと思うんです。
けれどそれを人に強要しちゃいけないと思うんですよね。
実際凄くしんどい思いをしました。
メンタル合宿と言われ毎日4時起き9時半起き、仕事場で日々の振り返り、
休日もプライベートも全て拘束、24時間のタイムスケジュールも把握されてました。
奴隷もビックリです。
金銭状況とか、クレジットの詳細を見られていましたし、今思うと何様なんだろうな、と。
元々凄く仲は良い方だったんですよ、人想いの凄く良い人。
自分よりも自分を分かっている人だなぁと思ってました。
それこそが洗脳みたいな所はあったかもしれませんが。

その人と私はそれぞれやりたい事があって。
一緒になんかやれたらいいねって言葉。
これがその人の引金になったようです。
私にとっての「なにかやれたら」っていうのは、「楽しい事」的なライトな言葉の意味だったようで、その人が思っていたのは「ビジネス的な部分」。
だから、ビジネス的な部分でしっかりしろ、と色々な事を日々言われてきました。
毎日泣いていましたし、とはいえ嫌われたくないから付いて回って、
どんなに楽しくなくても笑顔で一緒に色んな所へ行きました。

正直そういった関係になって5年程経っていましたが、
楽しいと思った時は多分数回程しかなかったんじゃないかな。と思います。
ともあれ、そんな関係も今年の3月で終わりを告げました。
結局最後は「ごめん、無理だわ」「そっか」で終わるような感じ。
なんだったんだろうなぁ、と今でも思う事があります。
あの5年間が無ければ、もっといろんな事が出来たんだろうな、と今更ながら振り返っています。

とはいえ、あの5年間があったからこそ、今思える事も、この目を通して見える物もあります。
そこは感謝しないといけないところです。
どんなに辛いことがあっても、どんなに嫌なことがあっても、
それだけで過去を否定しちゃいけませんね。
こんな1年だったけど、大事に。

②に関しては4月だったはずです。
丁度就活をしていた時に重なっていました。
原因はクモ膜下出血だったのですが、急に倒れてそのまま…。
4時間くらい頑張ってくれたそうですが、それでも。
といった感じでした。
涙は出なかったというか、泣いちゃいけないなって思っています。
それは望んでいるのか、望んでないのか分からないけれど、
せめて自分くらいはいつも通りの表情でいてあげたいと思っていたんです。
今でも時々思い出すことがありますね。
好きだったアーティスト、好きだった景色。その人を思い出させるパーツなんて、そこかしこにあるんですよ。
なんだろうなぁ、日々を勿体なく生きちゃいけない、と思うんですよね。
こういうことがあると。
けれど、だからといって生き急ぐのもまた違う。
色々考えて、今自分が一つの結論として出しているのは、
「今自分がしている事は、自分が納得してやっていることかどうか」
って事です。自分が使っているアイテム、自分がやっている化粧、自分がやっているゲーム。自分が今手にしている物が、ちゃんと自分で納得できているのか。
それがお金にならなくても、夢に繋がっていなかったとしても、
それに自分が納得できていれば、きっと幸せなんだろうなと思うようになりました。
仕事をして、お金を稼いで、両親に恩返しすること。
それも大事なんでしょう。
けれど、両親が求めているのはそういう事じゃない。
まずは自分自身が自分の人生にちゃんと満足できるようになろう。
そう決めた2022年です。

最後は③。
20代って結構、色々求めちゃう10年でした。
自分の中で理想の大人像みたいな。
そういう「大人」って見られる「服」だったり、そういう形だけに拘っていた様な気がします。
だから、実のところ「介護職」って言うものが好きではなくて、何か別の事もやって、そっちを名乗ろうって思ったり。
どこかで「誰でも出来る仕事」って思ってたんですよね。
そう思ってたから、きっとそう言われる事もあったんですけど。
そこから抜け出して、一度別の仕事をしよう!ってなって、別の業種に勤めたのが、去年の事です。
製造業だったのですが、これがビックリする程できなくて。
でも周りの人はなんのことなく出来ていて。
凄いビックリしたんですよね、「あぁ、自分って結局介護しかできないんや」ってすごい悔しくなって。
でも、稼がないと生きていけないわけです。
だから、泣く泣く介護業界に戻ってきました。
でも、実際介護に戻ってきたら不思議な事もありました。
意外と、介護って人によって違うなって。
利用者さんがってことじゃないですよ。
自分とか職員によって、考え方も違うし、対応も違うし。
どれが正解ってことはないんでしょうけれど、そこが面白いなと。

自分が自分の考え方で、自分の言葉で対応した時、
喜んでいただけたことが、実は何より嬉しかったりしました。
もっと喜んでいただけることがしたい。
それは介護業界に戻ってきて、凄く今でも心にしっかり残る想いだったりします。
もちろん自分だけの考えだけでやっていってはいけないので、それは皆と足並みをそろえていく部分だとは思いますが。

自分が大切にしたい事、
自分がどういう風に仕事をしたいか。
自分が本当にやりたいことは何か。
色んな事を見つけられた一年だったと思います。
きっと全部つながった先に、また一つの答えがあるはず。
それは形にして、伝えられたらいいな。
皆さんはどんな一年でしたか?

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