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無限の可能性を秘めた市場で唯一無二の存在へ。コズム代表取締役社長の本音に迫る!


はじめに


株式会社コズムは、2022年11月に創業し、急速な成長を遂げているスタートアップ企業です。創業以来、AIとIoT技術によって製造業を中心とした様々な業界のDXを推進し、省人化とクリエイティブな仕事環境の実現に取り組んできました。
この記事では、コズムの創業者であり代表取締役社長の橋本優希さんにインタビューを行いました。橋本さんは慶應義塾大学在学中にコズムを立ち上げ、株式会社キョウデンの取締役や株式会社KC技研代表取締役社長としても活躍しています。本記事では、橋本さんからコズムの事業内容や社長としてのスタイル、今後の展望について語っていただきました。

<橋本優希プロフィール>

株式会社コズム代表取締役社長。株式会社キョウデン取締役。株式会社KC技研代表取締役社長。
慶應義塾大学商学部卒。在学中にベンチャー企業を中心にプロジェクトマネージャー、コンサルタントとして事業開発および組織改善に従事。
2021年には、UBS Next Generations Academyを修了するなど、グローバルに活躍。
2022年11月在学中に株式会社コズムを創業。
2023年に株式会社キョウデンの取締役に就任。同年にIoT領域におけるコズムとの合併会社として株式会社KC技研を創業し、代表取締役社長に就任。


23歳で学生起業。その挑戦の原点とは


ーーまず、コズムの事業内容について教えてください。

コズムは、AIやIoT技術を活用し、製造業を中心に様々な産業のDXを推進する会社です。企業の業務改善や省人化を実現し、製造現場の効率化・生産性向上を図っています。
他のDX推進企業と異なり、私たちは単なる業務改善に留まらず、その過程で生まれる余剰時間や解放されたリソースをよりクリエイティブに活用することを重視しています。これにより、従来の凝り固まった思考や業務フローに新しいアプローチを導入し、人々の持つクリエイティビティを解き放つことを目指しています。
私たちの取り組みは、日本の未来100年にわたる競争力を構築する一翼を担うものと信じています。

ーー橋本さんは学生起業をしていますが、起業までの経緯を教えてください

当時は、「できることからとにかくやってみたい!」という自分の中から湧き出てくるエネルギーが1番の原動力になっていました。
起業に向けて知識をためたり経験を積んだりしていく中で、多くの人と価値ある出会いがありました。また、幼い頃から製造業の現場を見る環境に恵まれていたことから、それを活かして大きなマーケットに挑むことができると気づきました。
さらに、自ら受託開発やコンサルティング、営業に取り組むことによって、お客様が持っている共通課題を発見し、市場の大きさや勝ち筋が見えてきました。
起業をゴールにするのではなく、起業の先に成し遂げたいことが見えるようになったのは、会社として良いスタートがきれた要因の1つだと考えています。

ーーコズムを立ち上げてから一番やりがいを感じたエピソードを教えてください。

一番は、お客様の生産性向上に貢献できた瞬間にやりがいを感じます。
以前、ある大手製造業を担当した際、何十年も続いていた業務フローを見直し、新しい視点で改善することで生産性を向上させることができました。その結果、余剰時間を活用して現場の方々に新しいクリエイティブな業務を提供することもできました。
このような成功体験があったから​​こそ、自分たちのやっている仕事は正しいもの、世の中のためになることだと認識できましたし、メンバーにも同じような体験をしてほしいと思っています。

ーーその経験から得た教訓などはありますか?

単に新しい技術や発想を取り入れるのではなく、お客様の業務を徹底的に理解することが重要だと感じました。業務理解を基盤として取り組むことで、唯一無二の価値を提供できることに気づいたのです。お客様とのパートナーシップを築きながら、共に成長できる関係を構築したいと考えています。


絶え間ないクリエイティビティが息づくチームでありたい


ーー橋本さんから見てコズムのメンバーはどんな人が多い印象ですか?

コズムは風通しの良い社風で、メンバー同士で交流がしやすい職場だと思います。そんなコズムには、多彩なバックグラウンドをもつメンバーが多く在籍しています。
例えば、平均年齢は26歳と若いものの、メンバーの約25%が起業や役員の経験があります。他にも、中学生の頃からプログラミングや開発に取り組んでいる優秀なエンジニアが在籍するなど、様々です。
そうした背景や価値観の異なる人たちと一緒に働くことは、互いのスキルアップだけでなく個々が秘めているクリエイティビティの開放にも繋がっていると思っています。

ーーこれからコズムでどんな人と働いてみたいですか?

二つあって、「当事者意識をもって積極的に動ける人」と「クリエイティブな人」です。
まず、当事者意識をもって積極的に動ける人と働いていきたいです。先ほど述べたように、コズムには様々なバックグラウンドを持っている人がいて、若くして自ら行動し挑戦してきたメンバーが多いです。
問題や目標に対して当事者意識を持ち、責任感を持って行動をする人だと、今いるコズムのメンバーとも働きやすいのではないかと思います。
コズムのバリューにある「当事者たれ」を理解し、自らの仕事に責任感を持って取り組む人を歓迎します。

二つ目は、クリエイティブな人です。
コズムでは、「全ての人のクリエイティブを開放する」ことをミッションとして掲げています。
そのためにまずは、私たち自身がクリエイティブでありたいと思っています。
例えば、私は課題に直面した時、従来のやり方にこだわらず、異なる視点からアプローチし、新しいアイデアを提案するようにしています。
また、クリエイティブな発想を磨くために、常に新しいことを学び、異なる文化や分野からインスピレーションを得るよう努めています。さらに、コズムのメンバーと定期的にアイデアをブレインストーミングし、新しいアプローチを模索することでクリエイティブな組織づくりをしています。
このように、常にクリエイティブを追い求め、柔軟性や創造力に長けている人と一緒に働きたいです。

この他にも、ワークアズライフを実現したい人、お客様の課題解決の施策と結果を肌で感じる体験がしたい人、成長市場でしっかりとキャリアを積みたい人などとぜひ一緒に働きたいです。

ーーコズムの強みはなんですか?

一点目は、深い業界知識と先端テクノロジーの活用にあります。私の実家が製造業だったということもあり、幼い頃から製造業の経営から現場まで見てきました。
そこで身につけた知識や現場の雰囲気などは、他では得られがたい貴重なものだと思っています。
その深い業界知識をメンバーにしっかり落とし込み、先端テクノロジーとかけ合わせることによって、お客様のニーズに対応し、最適なソリューションを提供することができています。

二点目は、ソフトウェアとハードウェア、両方に対する幅広い知識と経験もコズムの強みです。製造現場におけるDXでは、IoT機器やハードウェアの役割がますます重要になっています。
そのため、ソフトウェアとハードウェアの両方を組み合わせたアプローチが不可欠です。コズムのメンバーは、ソフトウェアとハードウェアの両領域において幅広い知識と経験を持ち合わせており、その統合によって製造現場に革新的で効果的なソリューションを提供できます。

三点目は、マーケットイン的なプロダクトの作り方です。コズムの仕事はお客様の課題解決に焦点を当てて開発をしていくアプローチであるため、お客様の需要を的確に認識してサービス提供をすることができます。

コズムはこれらのアプローチによってお客様にとって唯一無二の存在になることができます。


ーーコズムで働いていて良かったと思うことはなんですか?

自分よりも様々な分野で優れたメンバーと同じ方向を向いて働けることです。
個人事業主やサラリーマンでは達成するのが難しいことを、チームで協力して最短距離で達成できるという点がコズムの大きな魅力です。そんなチームの中で働くことは、非常に楽しく、自分自身の成長にもつながっています。


メンバーが仕事を楽しみながら共に成長できる環境を築きたい



ーー起業から約1年半経ちますが、当時から現在で変わった価値観や心境の変化はありますか?

起業当初は、根拠のない自信で自分を大きく見せることに必死でした。
しかし、メンバーとの意見交換やお客様との関わりを通じて、自分を赤裸々に表現する部分と、適度な自己装飾をする部分のバランスが重要であることに気づきました。
例えば、このようなインタビューや採用などではありのままの姿勢で臨み、等身大の自分を見せることが大切だと感じています。一方で、事業においては目標や自信を最大限に表現することが必要です。
このように、夢の大きさと謙虚さのバランスを保ちながら、大きな目標に向かって努力し続けることが、目標の実現に繋がるのだと考えるようになりました。


ーー忙しい日々の中で、橋本さんにとって癒しの時間はありますか?

怒涛の日々を過ごす中で、音楽が私の癒しの一環となっています。学生時代からジャズサックスに情熱を注ぎ、その結果日本一になるなど、音楽は私にとって特別な存在です。休日には、サックスを思う存分演奏することや、仲間とセッションを楽しむことが心のリフレッシュに繋がっています。
ちなみに、コズムのメンバーには大学時代に一緒に音楽に取り組んでいたメンバーが数人います。学生時代、ともに汗を流して夢中になったからこそ、仕事への取り組み方やいいところをたくさん知っているので、そのメンバーと一緒に新しい夢に挑戦していることは、とても嬉しく思います。


ーーモチベーションの保ち方を教えてください

「仕事が楽しい」という思いが私の最大のモチベーションです。
製造業のDXという市場には想像できないほどの可能性がありますし、そこに挑戦するコズムのポテンシャルも無限大だと信じています。お客様や社会の役に立つことや、会社やチームメンバーが成長していくプロセスを実感できることに非常にやりがいを感じています。


ーー社長としてチームを引っ張る上でのスタイルや秘訣を教えてください。

私が仕事を楽しいと感じるのと同じように、メンバーが仕事を楽しみながら共に成長できる環境を築くことが、私が考える社長としての重要な役割です。そのために、まず自分自身がワークアズライフを実現し、ロールモデルとなりたいと思っています。
また、理屈と感情を切り分けるという考え方も皆と共有するように心がけています。お客様の業務改善をしていく上で、理屈上正しいことだとしても、直球でそれを伝えてしまうとお客様が納得しない結果になってしまうことがよくあります。
業務内容をしっかりと理解したうえで、なぜそのような結論に至ったのか、背景や理由を伝えることで、お客様からの理解が得られやすくなります。
メンバーには、論理的な説明と感情的なつながりを両立させ、創造的な発想を生み出せるようになってほしいし、まずは自分がそれを体現していきたいです。


ーー今後の目標を教えてください!

個人として達成したいことは、KPIを一つひとつこなし、有言実行していくこと。また、高い目標を持ち続けることです。自らの目標を明確にし、コミットメントを持って行動することで、成長に繋がると思っています。
会社としては、日本を代表する企業となることを目標に掲げています。
また、並行して一兆円企業となるためにこれまで以上にコズムの急成長・急拡大を加速させていきます。


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