「強い言葉」
強い言葉は人を惹きつける。
時には人のやる気を引き出し、前に進むための力になる。
キミも力強い言葉に心を動かされたことがあるだろうか。
そして
YESかNOか。
白か黒か。
こういったわかりやすい意見は強く聞こえる。
「これだけは絶対ダメ！」「これをしないと後悔する！」といったキャッチコピーを最近よく見かける。
しかもこの意見は正しいように感じ、どっちつかずの曖昧なものは鳴りを潜める。
私たちは強い言葉で言い切られると、信じてしまう生き物らしい。
文章でも「～だと思う」という言葉は自信がないと思われるから
「～だ」と言い切るように言われる。
読者の感情を動かし、行動させるには強い言葉も必要なのだろう。
もう死語だと思うが「ファジー」という言葉も流行った。
白と黒の間のグレーな部分が世の大半ではなかろうか？
曖昧な言葉を嫌い、
思考が二極化するような言葉を読者に届けているのではないのか？
と疑問に思う。
人の思考はON/OFFとコロコロと切り替わるものではないだろう。
ゆらゆらと彷徨いながら
時間と共に変化していく。
人はそもそも白と黒を行き来するグレーな生き物ではないのか？
強すぎる言葉が私たちの思考を制限し、
視野を狭めているのではないのか。
それでも
あなたは強い言葉に惹かれるだろうか？
こしあん。
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