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「しりとり」で音楽を聴く試み(5)
何らかの関連がある音楽を「しりとり」的につないで聴く、というゲームです。
前回はこちらです。↓
前回の最後はビル・フリゼールでした。
アヴァンギャルドもジャズもハードコアメタルもカントリーもサーフ・ミュージックも出来てしまう、フリゼールのとんでもない懐の深さがいちばんよく出ているバンドは、ジョン・ゾーンが80年代末に結成した「ネイキッド・シティ」かもしれません。88年のライヴを聴いてみましょう。
ジョン・ゾーンは本当にいろんなことをやる音楽家で、ハード・バップ期のミュージシャンのオリジナルを演奏するプロジェクトもいくつかやっていました。ソニー・クラークの曲を演奏する「ソニー・クラーク・メモリアル・カルテット」をご紹介します。
ソニー・クラークの『クール・ストラッティン』でアルト・サックスを吹いていたのはジャッキー・マクリーン。次は、フリー・ジャズに影響されたマクリーンがオーネット・コールマンと共演した『ニュー・アンド・オールド・ゴスペル』です。
オーネット・コールマンがグレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアをゲストに迎えた『ヴァージン・ビューティ』は、聴いているうちにわくわくしてくるアルバム。
というわけで、グレイトフル・デッドを聴きましょう。どのアルバムにするか迷いますが、”skull and roses"という異名で有名な1971年のライヴ作を選びました。
デッドがこのアルバムで採り上げた「Me And Bobby McGee」はクリス・クリストファーソンの曲。ジャニス・ジョプリンの遺作『パール』に収録されたヴァージョンが、この当時ヒットしていました。というわけで『パール』をかけて、五回目は終了です。
*おまけです。
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