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みんなでつくる ”シモキタコミュニティバイク” プロジェクト始動!

こんにちは! 今回は、シモキタの街をもっと楽しんじゃうコーサク企画をご紹介します。シモキタFABコーサク室のクラウドファンディングのリターンの中でも、大人気だった「下北沢ポタリング」。いよいよ、そのコミュニティバイク(カーゴバイク)を製作するプロジェクトが、11/21(日)KICK OFF!(→11/23に日程変更しました) プロジェクトメンバー募集開始! 本企画は、下北沢で10年以上食堂を営む「かまいキッチン」とシモキタFABコーサク室のコラボ企画です。

「解体→溶接→組み立て」自転車製作を体験!

再開発が進み、懐かしさと新しさが入り混じる下北沢の街。この街を、もっといろんな人に楽しんでほしい、そして下北沢の街に関わる人々とカーゴバイクをシェアしたいというかまいキッチン店主の思いから始まったこのプロジェクト。せっかくなら、散策に使う自転車をつくるところからみんなで一緒にやりましょう、とシモキタFABコーサク室がジョイン。コミュニティバイクの設計は、フィリピンで活躍するカーゴバイクCUB(Compact Utility Bike)を開発したAlex Silvaが引き受けてくれました。AlexはClimate Action Tech (CAT)を創立、カーゴバイクCUBのプロジェクトをまずはフィリピンでソーシャルエンタープライズ としてスタートアップし、日本でもカーゴバイクを作り始めています。
プロジェクトは、Alexの設計図を見ながら自転車の構造を知るところからスタート!さらに中古自転車を解体し、とった部品はカーゴバイク用にアップサイクルします(DAY1)。自転車のフレームは、専用工房BYOB Factory Tokyoで溶接して製作。ここでは見学だけでなく、溶接作業の体験もできるんです(6回程度を予定。見学・体験が可能)。工房で作り上げたフレームとアップサイクルした部品を使って、最後にカーゴバイクへと組み立てをして出来上がりです(DAY2)。
解体・溶接・組み立てまで、一連の自転車製作を体験できる貴重な機会、一緒に楽しみませんか? 自分たちで作った自転車でシモキタポタリング、ワクワクします! ( 製作するのは1台です)

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<シモキタコミュニティバイクプロジェクト概要>
・主催:シモキタFABコーサク室&かまいキッチン
・製作ナビゲーター:Alex Silva (Climate Action Tech)
・コーディネーター:山崎久美子(かまいキッチン)
・監修:自転車フレーム工房「BYOB Factory Tokyo」(新宿区)
・参加対象:大学生以上(小学生以上のお子さん連れもOK)
・最大定員:5名
●スケジュール(予定)
<Day1>11/21(日)10:00-13:00  @シモキタFABコーサク室
→11/23(祝)11:00-14:00  に変更になりました
自転車の構造を知る、中古自転車の解体
<工房体験・フレーム製作期間>11/26,27,12/3-6
工房でフレーム製作期間(期間中6回程度開催。見学・体験あり)
<Day2>12/12(土)10:00-13:00  @シモキタFABコーサク室
フレームと部品を使ってカーゴバイクを組み立て
●参加費用(Peatixでの受付は終了しました。参加ご要望の方は、11/23にコーサク室へお越しください)
・【Day1 + 工房見学】セットチケット ¥3,850/1名
・【工房見学+ Day2 】セットチケット ¥3,850/1名
・【Day1 + 工房見学 + Day2  】セットチケット ¥6,600/1名
※Day1、Day2の見学の方は、ドロップインチケット¥2,200のご購入をお願いします。
※工房での溶接体験費用は上記チケットには含まれていません。工房見学時、現地で実費をお支払いいただきます。500円程度を予定しています。なお、工房見学のみは承っておりません。

フィリピンの日常で大活躍する "カーゴバイク"

カーゴバイクとは、大きな荷物などを運ぶことができるよう設計された荷物運搬用の自転車のこと。ヨーロッパではリヤカーのようにトレイラーを引くタイプやフロントに大きなカゴや箱があるタイプ、広めの荷台がついたタイプなど、さまざまなカーゴバイクが活躍しています。日本では宅配便の配達で目にすることが多いですね。独特なデザインのカーゴバイクを、下北沢の街で見かけた人もいるかもしれません。地域密着型デリバリー「シモキタデリバリー」や、かまいキッチンのイベント出店などでも活躍しています。
また、気候変動が大きく取りただされるこの時代において、自転車(特にカーゴバイク)は都市の移動手段の中でも、CO2を減らし、より持続可能なライフスタイルの一つとして認識が高まっています。カーゴバイクはこれからの時代に必要不可欠な乗り物なのです。

今回のプロジェクトでカーゴバイク製作をナビゲートしてくれるのは、Alex Silva。Alexは、カーゴバイクCUBのデザイナーでありビルダーで、フィリピン・マニラで人々が車やモーターバイクに頼らず日々の生活で買い物に行ったり荷物を運んだりできるカーゴバイクを開発しました。現在は日本で妻とこども3人と暮らし、自宅に小さな工房を併設して製作をしています。東京でのCUBのデザインは、実際に暮らす東京の生活環境や道路、駐輪状況を考えて作られています。また、Alexの思いは「便利さ」だけでなく、持続可能な都市でのライフスタイルを見据えたものです。Climate Action Tech (CAT)を創設し、CUBのプロジェクトを立ち上げたのも、より環境にやさしく気候変動に与しない、実現可能なチョイスの一つとしての「カーゴバイク(CUB)」を広めることの可能性を信じているからなのです。
 

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自転車フレーム制作スペース ”BYOB Factory Tokyo” で溶接体験!

2012年に、日本初の自転車フレーム制作スペースとして新宿にオープンしたBYOB Factory Tokyo。「Build Your Own Bike」の名のとおり、自分の自転車を自分で作るDIYユーザーのための工房です。本プロジェクトで作るカーゴバイクのフレームを、ここで製作します。フレーム製作は6回程度を予定。見学はもちろん、溶接体験もできます!

<詳しい工程>
1)既存フレームの必要な部分の切り出し シートチューブの延長、トップチューブの穴あけ
2) 新設ヘッドチューブ/ダウンチューブx2/Extraトップチューブ切り出し 接合部の熱抜き穴あけ、
3) ボトルボス等小物ロウ付け、ジグにセット、前三角(ヘッドチューブ2本含む)仮止め、本ロウ付け、平行度確認
4) 本体とチェーンステイ接合、シートステイ角度合わせ/接合、リアバック用小物取り付け
5) 既存フォークにステアリング部品接合、新規フォークコラム延長、肩ステアリング部品接合
6) フレーム細部加工、詳細仕上げ、完成

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プロジェクト参加者募集中!

ただいまプロジェクト参加者募集中です。今回製作するカーゴバイクは1台のみなので、定員はごくわずか。自分で自転車作ってみたい人、下北沢の街が好きな人、シモキタポタリングを一緒に楽しみたい人、一緒に楽しみましょう!


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