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DESIGN WEEK KYOTOスタッフマガジン

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「京都をデザインしなおし、クリエイティブな街へ」をビジョンに掲げ、様々なモノづくり現場をオープンして国内外の多種多様な人たちとの交流を促進するDESIGN WEEK KYOTO。…
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#オープンファクトリー

DESIGN WEEK TANGO 2021の運営を通じて感じた丹後のクリエイティビティとその源泉

「丹後のものづくりを100年後につなげる」をキーワードに、6月24日−27日に初めて開催したDESIGN WEEK TANGO2021。まだまだ整理しきれていないが、少しずつ言語化していきたいと思う。 織物・機械金属・農作物という様々な丹後のものづくりの21社が現場を開き、プロセスを説明し、現場で交流することで、どうやってできているか、どこで作られているか、なにを作っているかが明確に分かるだけでなく、その作り手の思いや背景を感じ、人と人との交わりを生み出していくことができる

やはり対話が肝!オンラインでのモノづくり現場訪問イベントをやりまくって見えてきた5つのポイント

コロナ禍ですね。昨年のDESIGN WEEK KYOTO2020(2月開催)から、リアルでものづくりの現場に訪問して交流するということに制約がかかったため、オンラインでも同じように人と人とが交流して現場の状況が良くわかるような取り組みができないか?ということでウェビナーやらオンラインでの工房訪問、事業者での打合せ、商品開発やアイデア出しなど年間で100件を超える取り組みをしてきました。海外の大学に京都の職人さんたちと共に講義と絞り染めのワークショップをするということもやりまし

「DESIGN WEEK KYOTO2021」でオンライン交流を作り手の方々に実施していただくことにした理由。

2月21日の開始まで、いよいよあと2週間を切りました。 今年の「DESIGN WEEK KYOTO2021」は、オンラインでも各現場を訪れ、交流を深めてもらいたい!ということでテーマを「Meet KYOTOs」としました。その思いはこちらに記載してありますので、ぜひご一読を。 そのオンラインでの取り組みも各工房でジンバルやWifiを整え作り手の方々が自ら案内するというチャレンジをしており、DWKのスタッフが今一生懸命毎日リハーサルのサポートをしています。 慣れているスタッ

【DWK】 ONLINE DIALOGUE Vol.14 桝屋髙尾 代表取締役社長 髙尾 朱子氏

こんにちは。DESIGN WEEK KYOTO (以下、DWK)の岩口知加です。 7/27、DWK ONLINE DIALOGUE Vol.14 を開催しました。本日はその開催報告をお届けします。なお、YouTubeには対談の様子がアップされていますのでご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。 今回のゲストは、 桝屋髙尾 代表取締役社長 髙尾 朱子(たかお しゅうこ)さんです。 桝屋高尾さんは、西陣織帯地製造の工房で、徳川美術館の宝物袱紗を再現する際に開発した独自の糸

【DWK】ONLINE DIALOGUE Vol.1 - 土御門仏所 仏師 三浦耀山氏

こんにちは。DESIGN WEEK KYOTO (以下、DWK)の北林佳奈です。 先日、DWK初のONLINE DIALOGUE Vol.1 を開催しました。本日はその開催報告をお届けします。なお、YouTubeには対談の様子がアップされていますのでご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。 記念すべき最初のゲストは、土御門仏所(つちみかどぶっしょ)の仏師、三浦耀山(みうら ようざん)さん。三浦さんは、DWKが発足した2016年からオープンファクトリーに参加。様々な方との

オープンファクトリーの可能性 〜亀岡でのDWK初開催を通して思うこと〜

COS KYOTO北林佳奈です。弊社が事務局を務める、オープンファクトリーイベント「DESIGN WEEK KYOTO2020」が今年も開催されました。第5回目となる今回は、亀岡・宇治にもエリアを広げ、過去最多の42のモノづくりの工房・工場がオープンファクトリーとして参加しました。初開催となる亀岡エリアは、①将大鍛刀場(刀鍛冶)、②長岡銘竹(京銘竹)、③丹山酒造(酒蔵)、④宮部仏壇(仏壇)、⑤松楽(楽焼)、⑥三浦製材(製材所)の6箇所がオープン。ちなみに私の実家が亀岡にあると