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文化の読書会

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読んだ本の趣旨を1章ずつ1000字以内で書いていっています。
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#ファビオ・ランベッリ

『イタリア的考え方ー日本人のためのイタリア入門』を読む−第4章イタリア的思考−終…

ファビオ・ランベッリの著書2冊目のこちらもいよいよ最終盤。多様なイタリア人のことを考える…

多元性と多層性に棲む。ランベッリ『イタリア的考え方:日本人のためのイタリア入門』…

文化の読書会のメモ。今回も『イタリア的考え方:日本人のためのイタリア入門』を読みます。今…

『イタリア的考え方ー日本人のためのイタリア入門』を読む−第3章「極楽」イタリアの…

【概要】 国民の生活は公式の制度や構造に規定される。現在の制度等は、昔からの民俗的・社会…

制度、文化、習慣。ランベッリ『イタリア的考え方:日本人のためのイタリア入門』を読…

文化の読書会のメモ。今回も『イタリア的考え方:日本人のためのイタリア入門』を読みます。今…

方言という、根。ランベッリ『イタリア的考え方:日本人のためのイタリア入門』を読む…

文化の読書会のメモ。前回までは、ランベッリの『イタリア的:南の魅力』を読んでました。今回…

『イタリア的考え方』を読む−第1章「幻想のイタリア」

今回からファビオ・ランベッリの『イタリア的考え方』を読んでいく。前回までの同著者の『イタ…

悲観主義に発するprogettista。ランベッリ『イタリア的:「南」の魅力』を読む(5)

文化の読書会、この本も最終回。第5章「イタリア的悲観主義」と結章「イタリアから何が学べるか」を読みます。 摘 読。イタリア的なものとして、表面上の陽気さ、暢気さ、明るさに目が向けられることは多い。しかし、それはごく一部に過ぎない。実際には、もっと複雑である。むしろ、注目すべきは根源的な不安、悲観主義である。明るさは、そのあらわれなのである。 ジャコモ・レオパルディ 詩人であるレオパルディ(1798-1837)は、当時のイタリア半島で最も後進的であったローマ教皇直轄領の周

祝祭としてのPolitica。ランベッリ『イタリア的:「南」の魅力』を読む(4)

文化の読書会、ただいまこの本を読んでます。今回は、第4章「イタリアア政治の不思議な世界」…

生活と信仰、宗教。イタリア人の愛の表現は、聖母マリアへの憧れであるらしい。ランベ…

いきなりですが、私はときどきミュージカルも観ます。そのなかで、観に行くたびに泣いてしまう…

知恵を絞って難局を突破するクリエイティブな力の背後にある楽観主義

読書会ノート ファビオ・ランベッリ『イタリア的 「南」の魅力』の第二章イタリア人の宗教観…

物質文明の基盤としての「食」。ランベッリ『イタリア的:「南」の魅力』を読む(1)

文化の読書会、長らく読んできたブローデルから、こちらの本へ。 安西洋之さんと出会うまで、…

19世紀、イタリアの文化構築は地域性を否定したがゆえに、トスカーナをモデルとした。

読書会ノート 今回からファビオ・ランベッリ『イタリア的 「南」の魅力』を読む。この1年、…