マガジンのカバー画像

文化の読書会

264
読んだ本の趣旨を1章ずつ1000字以内で書いていっています。
運営しているクリエイター

2023年3月の記事一覧

「ソクラテスこそが哲学者であり、ソフィストと生涯対決した」という図式は、プラトン…

文化の読書会ノート 納富信留『ソフィストとは誰か』第一部第一章 哲学問題としてのソフィス…

自然ならざるものとしての〈性格の徳〉、そしてまことに難しき中庸への道。アリストテ…

アリストテレスの『二コマコス倫理学』(朴一功訳、京都大学出版会)と納富信留『ソフィストと…

共に行動することで、徳を共創することの意味

 今回は、アリストテレスの『ニコマコス倫理学』の第二巻を読む。ここでは、性格の徳について…

勇気のある人は臆病と比べると向こう見ずであり、向こう見ずからみれば臆病にみえる。

文化の読書会ノート。 アリストテレス『ニコマコス倫理学』第二巻 <性格の徳>と中庸説。 …