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誰をフォローしたらいいの

noteを始めて、しばらくnote内をさまよっていた私。

記事の量が膨大で、好みの傾向の記事を検索するにも、時間がかかるわりには心にピタリとハマるものを見つけるのが難しく、自分がいったいどんな読み物を欲しているのかを思い返してしまった。

読み応えのあるものなのか、さらりと読めるものなのか、それとも読めば知的情報が得られるものなのか。私はどんな記事にわくわくするのであろう。

何を読んだらいいのかわからなくなってきたので、片っ端から気になる人達のプロフィールや自己紹介記事を読むことにした。それでわかったことは、私は人に対して並々ならぬ興味があるということであった。

人がする自分語りはたいへん面白い。人とのコミュニケーションのきっかけは「興味」である。この「興味」が最初の一歩で、次の興味が会話の花を咲かせる肥やしとなるのだ。

会話の花でひとつ、思い出したことがある。

かなり前の話になるが、私が電車に乗っていると隣に座っていた中年男性が誰かと会話に花を咲かせていた。彼はおしゃべりの相手に興味津々で、先程からたくさんの質問を相手に投げかけている。しかし、不思議なことに相手からの返答の声は聞こえてこない。私は目を閉じていたので、どういうことだろうと薄目を開けてみた。

男性は、一人で話をしていた。

そういう人はいる。季節性のものもあるかもしれない。そんなことは大したことではない。私の心を捉えたのは、むしろ彼が話しかける相手に対してであった。

男性「リョウコ(仮名)さん、リョウコさん」

彼は熱のこもった声で話しかける。

男性「リョウコさんはどう…あ、そうですか。へぇ、すごい」

会話相手であるリョウコさんは、少し前ノリで会話を進めているようだ。そして、何かすごいことを話している。男性は、少し思い切って踏み込む感じで、次の質問をリョウコさんにした。

男性「それで…リョウコさんは何本くらい持ってるの?」

しばし沈黙。

男性「えっ………。そんなに………?」

リョウコさんの持っている何かの本数に半ば引いてる様子で彼は言葉を失っていた。

リョウコさん、あなたはいったい、何をそんなに持っているんですかー!?

という私の興味を振り切るように、男性は立ち上がって電車を降りてしまった。

結局、何が言いたいかというと、そんな興味が尽きない相手と巡り会えたら[フォロー+]の文字をいつもより強く押すと思うのだけど、そんな相手が現れるのを待つよりも、ちょっとでも気になったらその人をフォローをする。note上でのコミユニケーションは、それくらいの身軽さで向き合うくらいがいいのかもしれない。

ふいに私のフォローがついたとしても、どうかワナワナしないで下さい。

まったくジャズやら音楽やらの話がありませんでしたが、それらについてはいずれボチボチと書いていきます。

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