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企業環境の違いが育む視点:私のキャリアから学んだ教訓

私のキャリアは、これまで3つの異なる会社での勤務を経験し、現在は個人事業主として新たなスタートを切る準備をしています。この経験を通じて、会社員としての道を閉じ、新しい環境での挑戦へと進んでいます。この記事では、私が異なる企業で働く中で感じた世界の違いについて簡潔にまとめてみたいと思います。

大企業での経験

1社目と2社目の大企業では、グローバルに活躍する環境の中で、時代の最前線を歩んでいるという感覚を強く感じました。世界のトレンドを取り入れる姿勢が顕著で、特にSDGsのようなグローバルなテーマに積極的に取り組んでいました。SDGsが注目され始めた当初、私たちの日常にもその影響は及び、太陽光発電や風力発電の導入など、目に見える変化がありました。

このような環境の中で、私は同僚との帰り道でSDGsについて議論したり、家庭で防災に関する話題を頻繁に取り上げたりしました。社員の視点は、社会が求める「今」を反映しており、休み時間には電気を消し、ムダなごみを減らす活動もしていました。
ただし、日本と世界の間にはギャップがあることもまた事実でした。

このような環境身を置いていた私は、いったいどのような行動をとったのかと聞かれれば、同僚との帰り道でSDGsについて議論しました。
我が家でも防災に話を頻繁にするようになり、対策も進みました。

こうした環境で育まれる社員の視点は、社会が求める「今」を反映していたと思います。
だからこそ、皆当たり前のように休み時間には電気を消し、ムダなごみを減らす活動もしていたのだと思います。

中小企業での経験

一方で、3社目の中小企業はまったく異なっていました。同僚たちの技術や経験のレベル、エコ意識の欠如などに驚かされました。ここでは、昭和の時代のままの世界観が色濃く残り、変化への抵抗感が感じられました。仕事の進め方にも、過去の方法論への固執が明らかでした。これまでの2社では、昔の考え方を良いものは残しつつ、悪いものは変えていくという柔軟な姿勢が見られましたが、最後の1社は「今まで通り」の姿勢が支配的でした。
もちろんそうではない企業もたくさん存在すると思いますが、私の勤務した企業はこういう文化でした。

教訓としての環境の重要性

こういった経験を通じて、私たちの視点を形成する上で環境がいかに重要かを深く理解しました。人間は本質的には同じですが、その行動や思考は置かれた環境によって大きく変わります。したがって、自分が身を置く環境を慎重に選ぶことが重要です。

現に最後の会社に勤める人は、多くの新入社員たちはその景色が当たり前になってしまいます。彼らは全く悪くないですが、その他企業に入社した新人と大きな差が出るのは明白ですね。

そして、時にはお金を払ってでも、求める環境を手に入れることが大切だと気づきました。私は現在、月に約1500円を支払い、理想の環境を得ています。そこにいるユーザーたちもまた同程度のお金を払っています。
教養を兼ね備えた大人たちの集まるプラットフォームで、ハイレベルな議論をしたりアドバイスをもらったりする。
最後の会社の中にいるだけでは到底かなうことのないレベルの経験を、私はお金を払うことでできています。これは、価格以上の価値がある投資です。

人生は一度きりです。
後悔のないように生きるために、私たちは自分たちの置かれた環境を意識し、それを最大限に活用する必要があります。
私の経験が、皆さんのキャリアや人生の選択に少しでも役立つことを願っています。

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