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インターネットでおいしいデカフェに出会った話

息子はすくすく育ち、生後100日を目の前に迎えようとしている。私の家では、淹れる直前に豆から挽いたコーヒーと一緒に、美味しいおやつを食べるのが至福の時間となっている。

妻が妊娠してから、カフェインが摂取しにくくなった。妊娠中はアルコールはもちろん、昆布などの食品も摂取しにくくなる。昆布が非推奨であることは知らなかったが、ヨードがよろしくないらしい。

無事息子は誕生したが、まだ授乳が終わらないので、しばらくアルコールもカフェインも摂取できない。食事が制限されるとストレスはたまっていく。なんとかならないか。

デカフェを飲む

そんな私達に至福の時間を取り戻してくれたのが、デカフェ、カフェインレスコーヒーだ。これなら妊娠中でも一緒にコーヒーが楽しめる。

普段利用していた豆屋さんがデカフェを扱っていなかったので、妊娠発覚後はインターネットで通販するようになった。有名所の通販サイトで買っている。私用に通常の豆を200g、妻用にデカフェを200gを買って、おやつの時間はそれぞれ淹れる。淹れるのもだいぶ上手になった。だいたい2週間程度で飲みきってしまう。

焙煎後の豆を最も美味しい状態で飲めるのは、2週間程度だと言われている。実際に毎日飲んでいても、そんな体感がある。ごく稀に1ヶ月経っても味が落ちない豆もあるが非常に稀で、とても高品質な豆である。個人的には、珈琲の味をなによりも左右するのが鮮度だと思っている。

デカフェの場合、この鮮度を維持していても、どうしても普通のコーヒーよりも味が落ちる。好みの問題かもしれないが、苦味が少ないというか、水っぽいというか。もはや別の飲み物な感じがする。近所の別の豆屋さんのデカフェを買ってみたが、申し訳ないがあまり好みではなかった。美味しいデカフェを提供するのは難しいらしい。

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デカフェを探す

やはりずっと同じ銘柄を飲んでいると飽きてしまう。妻にもいろんな銘柄のデカフェを飲んで欲しいなと思い、インターネットで探してみたが、良さそうなお店が見つからない。デカフェを扱っているお店自体は多いのだけど、「注文後に焙煎して送りますよ」と明示されてなかったりして、鮮度を気にして注文を躊躇してしまうことが多かった。送料の問題もあるので、一緒に注文してしまいたい。

そして、だいたいの通販サイトは1種類のデカフェしか扱っていない。ニーズは相対的に少ないでしょうがないとも思うが、もっと色んな銘柄のデカフェを楽しみたい。私は一度気に入ったら同じお店で買い続けることが多いけど、これはお店の幅を広げるしかないのではと思った。

インターネットで焙煎士さんと出会う

私はbosyuと呼ばれるサービスの開発に携わっている。日々ユーザーさんが色々なbosyuの使い方を発明していく中で、私は珈琲屋さんを募集することにしてみた。

10日ほど後に、ふと応募がきた。

大阪の「北浜ポート焙煎所」さんだった。

どうやら、私の募集を見た誰かが、オーナーさんに教えてくれたらしい。ありがとう。さっそくSNS経由でメッセージを送って、返事がきた。

おいしいデカフェに出会う

どうやらオーナーが焙煎士らしく、DMで豆の好みなどを色々聞いてもらって、数日後にかわいいドリップガイドと一緒に豆が届いた。

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今回用意してもらったのがメキシコのデカフェ。早速淹れてみたが、他のデカフェよりも苦味を感じられて、美味しい。オーナーさんもイチオシらしく、今回のはデカフェx有機栽培xスペシャルティで最強とのこと。妻にも好評だった。

最近はこのデカフェと一緒におやつの時間を楽しんでいる。北浜ポート焙煎所さんには、大阪に行く機会があったら、ぜひ寄ってみたい。


完全にプライベートでbosyuを使ってみましたが良い体験ができました。普段はbosyuのエンジニアとして仕事をしながら、Twitterでリモートワーク、育休、Web技術について呟いています。




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