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緊急地震速報から分かる、音が持つ人を動かす力

電車の中で鳴る緊急地震速報。
心臓飛び出るかと思った。

緊急地震速報から30分は経ったにもかかわらず、未だに吐き気のようなものがジワジワと来ている。
ついでに心なしか喉もカラカラである。
きっと身体が緊急に対応する為に急激に血圧が上がったりした反動だと思う。

緊急地震速報のアラームだけで確実に目が覚めるが、毎日の目覚ましのアラームには絶対したくはない。
体感的にこれは身体に悪い。


一つ気づいたことがある。


特に携帯から鳴る緊急地震速報のアラーム。
あれは人を瞬時に不安にさせ、地震に対して身構えさせる為によく設計された音だと思う。
聞いてみると分かるが、本能的に「緊急だ!」と分かる音だ。

たとえ日本語が分からないどんな外国人であっても、緊急性が伝わる。
これがただ「緊急地震速報です。」と「emergency(エマージェンシー)」と知らせるだけではできない。
音には人の感情を動かす力がある。というのがよく分かる。


人によっては「こんな音が鳴ると怖いからやめてほしい」と嫌がる。
確かに自身や家族が大規模な被災経験のある方であれば、あのアラームはトラウマものだろう。
不必要に不安を煽るのは良くないし、心身に悪影響を及ぼすだろう。
しかしアラームを止めてしまうと、身の安全の確保に遅れが出てしまう。
多少はアラームの音の種類の設定ができれば嬉しいな…と思う。

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