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私が休職に至るまで

前回の記事

この記事を見てくださっている皆様。コロネルです!

さて、2つ目の記事ですが、暗い内容となります。2つ目の記事としてこれでいいのか悩みましたが、先に話した方が良いと思い、書くことにしました。では、就職してから休職に至るまでのことを記事としてお伝えしようかと思います。温かい目で見てくださると助かります。
※企業名などは伏せさせていただきますのでご了承ください。

就職してから

私は去年の4月に今の会社に就職しました。IT関連の企業に就職はしたものの形態としては客先常駐(派遣)という形です。就職活動時にはある程度案件があるとお話を伺っておりましたが、新型コロナウィルスの影響で案件が減ってしまい、研修が続くだけでなかなか現場への配属が決まりませんでした。

配属先の決定

10月上旬に案件を紹介され客先と私の担当者と現場の担当責任者と業務内容の簡単な確認などを含めた面談を行い、10月中旬に配属先が決まり本格的に仕事をすることになりました。業務内容としてはあるサービスの運用・監視業務(夜勤ありの3交代)で私はネットワークに関すること業務を希望していましたが、案件が減っているなかでこれぐらいしかないという理由で紹介されました。
しかし紹介された現場の担当責任者と面談を行った際にある問題が分かりました。それは客先の現場での人の入れ替わりが激しいということです。具体的に言うと1シーズンに1人~3人やめていく現場です。
実際の現場の状況を話されたときにはただただ困惑と恐怖心しかありませんでした。断ることもできましたが、担当者からの有無を言わせない雰囲気とせっかくの現場経験をつめるチャンスを捨てたくなかったため受けることになります。

実際の現場では・・・

大袈裟かもしれませんが実際に現場に配属された感想としては私にとっては地獄のような環境でした。簡潔にまとめると次のようになります。

1.最初の方は業務をしっかり教えてくれるという話だったが、教育システムが構築されていなかった。(現場入場して3週間後にある程度できた。)

2.現場の人間関係が最悪だった。(10人程度のチーム)

3.知らない作業をぶっつけ本番でやらされる。
 (補助があるときやないときもあります。)

1と3は仕方ない部分はありましたが、2は酷かったように感じます。
一例を挙げると現場入場して3日目でいきなり知らない業務をやらされ、間違えれば怒られました。また、ある問い合わせ内容の対応が分からなかったためどうすればいいか聞いたところ「知るか別の人に聞け!」という常に右往左往するような状況でした。人間関係は一部の人には気をつかいませんでしたが、ある人からは変なことで私が失敗したことをいじられたり、白髪が増えていることをニヤニヤしながら指摘してきたりしました。そんな環境にいたためかストレスを溜めこんでしまい、入って1ヶ月で眠れない状況になり、心療内科に通うことになってしまい、睡眠薬と精神安定剤を飲むことになりました。

体と心の状態

それから緊張とプレッシャーのなか業務を続けていきましたが、業務中はほとんど動悸があり、たまに胸痛が起こりました。心は完全にふさぎこみ何かを褒められたりしても喜びがわくこともなく、ただただミスがないように気を付けることでいっぱいでした。コミュニケーションも業務内容以外はほとんどとることはなかったです。(私自身が苦手な部分がありましたが、取る気力すらありませんでした。)
仕事以外では無気力状態、趣味というものはなかったため、ストレス発散ついでになるようなものを探すためにゲームセンターなど行きましたが散財が激しくなり完全に荒れており、常に希死念慮がありました。そんなこんなで続けていましたが、今年の4月に祖父がなくなり、悲壮感とともに最後に立ち会えなかったことに後悔を抱きながら体と心の両方が悪化していきました。

ついに休職へ

今年の6月に入り、体からは吐き気とふらつき、食欲不振が起こりはじめ、担当医に相談したところ診断書が発行され、病名は適応障害と診断されました。それから客先の現場担当者と私の担当者に伝え、7月に現場を離れることが決まりました。

休職してからの出来事

休職してからは通院したり、気晴らしに外に出るようには心掛けました。その他にも家族に今の状態を話して一時的に実家に帰省することになったり、通院先でカウンセリングをして精神的な部分を見つめなおしたり、高校時代の友人からマルチ商法に勧誘されたりとちょっと変わった出来事もありました。今は何とか前を向いていこうとしていますが、決して前の現場を忘れることはできず、常にリフレインしてしまいます。少しでも進展があったりすればまた別の記事に書こうかと思います。

暗い内容になってしまいましたが、最後まで見てくださった方々、本当にありがとうございます。今でこそ思うことがありますが、本当に運が悪かったと考えるしかないように感じています。それでも今後のことで迷うことや悩むことはありますが、ほんの少しずづでも進んでいければと思います。


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