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【2022年7月】今ならイラレの3Dで角丸サイコロを作れる気がしたのでやってみた|Adobe Illustrator Tips

アップデートで次々と新機能が追加されている効果 3Dとマテリアル。少し前に「両側をベベル」という機能が追加されました。おや、これなら3Dでサイコロを簡単に作れるのでは…?と思ったので実験してみました。

ある程度機能の使い方を知っている中・上級者向けの解説です。あらかじめご了承ください。

立体の角を全て丸くする

角丸正方形を立体に

まず角丸正方形を描き、効果>3Dとマテリアル>押し出しとベベル を適用します。その名の通り、面をトコロテンのように押し出した3Dになります。奥行きの数値は、とりあえず元の正方形の1辺の長さである200pxに設定します。

ベベルを適用

続けて「ベベル」の設定をオンにして、ベベルの形状を「円形」にします。最初は1つの面しか丸くなりませんが、ここで「両側をベベル」にすると両面が丸くなります。元の角丸正方形の角も合わせて、これで全ての角を丸くできました。


立方体になるよう調整する

ここで少し問題が発生。ベベル適用前は立方体になっていたのですが、上図のようにベベルの分だけ長くなってしまいます。これを調整する必要があります。

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