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今日もカフェで本を読む|イラレ職人月報2024/08

僕は仕事関係の本を読む時、いつも近所のカフェに行きます。

甘えだというのは重々承知しているのですが、自宅だとどうにも捗らないんですよね。ベッドに飛び込みたくなったり、YouTubeなどの誘惑が多かったり、家事などの他にやるべきことが視界に入ったりで集中できないのです。

カフェだと人目があるので変にサボったりできないし、お金を払っているのだから時間を無駄にはできない…とか、長居しすぎると迷惑かな…といった焦り?からも集中力が生まれやすい気がします。

単純に、雰囲気の良い場所で読書って気分が良いんです。ネットでは意識高いとか揶揄されがちですが、気分が盛り上がればそれだけ集中できますし、モチベが高い方が良い仕事ができます。「形から入る」効果を舐めちゃあかんですよ。

あと引きこもりがちな職業なので、カフェに出歩くのが貴重な運動の機会になっていたりもします。日光浴びるのは本当に大切。


賑やかなエリアから少し外れたところにあるような、静かで綺麗で居心地の良いカフェが僕の好みです。近所になぜかこうした小洒落たカフェが結構あって、気が向いたら新しい店に散歩がてら行ったりもします。

ぱっと見はどこも同じように見えるかもしれませんが、意外と店ごとに特徴があって面白いです。コーヒーにこだわりがある店。料理やスイーツが美味しいお店。PC作業や大声禁止なんてルールのある店もありましたね。

もちろん中には「身内臭」とでも言えばいいのか、部外者の居心地が良くない店もあったりします。言語化が難しいのですが「店員も客も周りに気遣いができる店」は、雰囲気の良い店だなと思います。

雰囲気といえば、初めて行くお店ってなんであんなに入りにくいんでしょうね。慣れているはずの僕ですら、入るギリギリまで躊躇してしまいます。あとなぜか入り口がどこかわかりくい店もちょいちょいあります。笑

あと、僕はカウンター席に座ることが多いです。おひとり様なのでテーブル席だと無駄に席を埋めてしまうし、あまり深く座れる椅子だと姿勢が崩れがちになってしまうので、椅子が高めのカウンター席の方がシャキッと読書ができる気がします。


僕を凄い読書家のように見ている人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。元々は漫画くらいしか読まないタイプで、あくまで仕事で必要だから読むようになったという感じです。文量の多い本は今だにちょっと引いてしまいます。

なので読み方もちょっと特殊というか、自己流です。まず、iPhoneのメモアプリを用意して、気になったフレーズや感想をいつでもメモできるようにします。これで読んだ内容の抜け漏れを防げますし、後から読み返して探す手間も省けます。

本文もじっくりとは読まず、かなりパラパラと流し読みです。あんな膨大な情報を全部覚えるのは無理なので、なんとなく単語を拾って大筋を読み取り、気になった部分だけしっかり読む。10のうちの1でも身につけば良いくらいのスタンスです。

そして「内容を覚える」のではなく、「自分ならどう活かすか」を考えながら読みます。その情報を自分の仕事や行動に組み込むとどうなるかという前提で読むと、1冊の本から得られる利益は大きく変わると思うのでオススメです。

だいたい2〜3回に分けて1冊を読み終えます。iPhoneのメモを読み返し、このフレーズや感想はレビューに使えそうだと思ったら、そこを起点にしてレビューの構成を考え始めます。

もしピンとくる言葉が見つからなかったら、その日は諦めて一旦忘れます。帰り道や自宅でリラックスしている時などに、良い感じの切り口が閃くことが結構あるんです。

切り口が見つかったら、そのままiPhoneのメモアプリで本文を書き始めます。写真も含め、iPhoneだけでレビュー記事作成は完結します。便利な時代になったものです。

意義のあるレビューを書く、という具体的な目的があることで、より読書に身が入るんですよね。読書感想文とは他人のためではなく、自分のためでもあったのだなと今更感心しています。

以上です。
良ければ皆さんも、カフェで読書をしてみませんか?
それでは良いイラレライフを。🐶

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