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Afterコロナを目指して、今読んでおきたいパンデミック書籍

外出自粛要請もこの調子だと5月7日以降も延長される可能性が、ところどころで目にするようになってきましたね。昨日も、仲間内でZoomで会議していましたが、ほぼ買い物以外外出していないため、ものすごいストレスとのこと。仕事とばかり向き合ってたらそりゃ気がめいりますよね。しかも、彼は生まれたばかりの赤ちゃんのお世話もあるという。

そんな息苦しい環境で過ごさざるを得ない方が多いとは思いますが、ほんの少しだけ肩の力を抜いて、Afterコロナを目指して、読書でもしちゃったらどうでしょう?
私が読んでない本でも気になる本もピックアップしてみました。

首都感染

これはちゃんと読みましたよ。著者の高嶋哲夫さんの本は、東日本大震災の時に、「M8」「TSUNAMI」「メルトダウン」と立て続けに読み切った思い出があります。実はこれらの書籍は2003年から2007年くらいまでの間に書かれたものなので、2011年の大震災前の作品。予言の書とも思える内容で、驚きと共に、小説からもしっかりと学ぶべきこと、心に刻んでおくべきことがあるんだと思われされました。

そして、今回は「首都感染(PANDEMIC)」です。まさしく、今この瞬間という感じですが、こちらも2010年に書かれたものなのでなんと10年前。私は文庫版(Kindle)を読んだので、おそらく加筆修正されていると思うのですが、それでも2013年の作品。
内容は、少しウイルス自体は新型インフルエンザを題材としているため感染率や致死率などの違いはあるものの、ウイルスの恐怖や、そしてパンデミックが起こることによって発生する人としての恐怖などが如実に描かれています。今見ると、もろにリアリティを感じてしまうものです。唯一、政府と東京都の対応が真逆なのは、ある意味、痛烈な批評ともとらえられるものです(笑)

復活の日

星新一氏、筒井康隆氏とともに「SF御三家」と呼ばれるほどの日本を代表するSF作家の小松左京氏。この方も「予言の書」を書くともいわれているくらいです。小松左京氏というと、私なんかは「日本沈没」なんかはタイトルとか目にしたことがありますね。
でも、どちらも私は読んだことがありませんでした。
なので、昨日から「復活の日」を読みだしています。
1980年の作品とのことなので、時代感覚はいまではなくとも思って読み出しましたが、ほとんどそんなことを気にする必要がないくらいの内容です。というのも、人知を超える未知のウイルスっていうのはいつの時代でも猛威をまき散らし、世界を恐怖に陥れるものだというのは不変なものだと分からせてくれます。
現在、読了率30%程度なので、この週末に読み切れるかな?

感染症の世界史

2018年に発行された環境ジャーナリスト石弘之氏著「感染症の世界史」は小説ではないですが、感染症の恐怖の歴史を読み進めながら、これからの人類の恐怖となりえるウイルスを自身の専門分野の自然環境との関連性から述べている(模様)。
模様というのも、まだ読んでいないです。でも、読んでみたい。「復活の日」を読み終わったら、すぐにでも読んでみます!

「新型コロナ恐慌」後の世界

これはちゃんと読んでます。ウイルス自体の恐怖ではなく、「経済」における打撃をアメリカvs中国の観点から書かれています。3月27日発行の作品なのですが、ちゃんと3月中旬くらいまでの情報がアップデートされています。といいながらも、そこからこの1ヶ月で蓄積された膨大な感染数などを見てみると、どれだけの猛威が世界中で巻き起こっていたのかが、感覚的にもわかります。
これを読んでしまうと、中国の体質に対しての考え方や、よく言われるWHOの中国寄りの考え方などが「なるほどなぁ」という感じで浮き彫りになってきます。
著者の渡邉哲也氏が宮崎 正弘氏と共著で4月に発行された以下もつい読みたくなってしまうのです。

H5N1 強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ

最近テレビで見ない日はない感染症対策のエキスパート岡田晴恵氏の著作。私は全く知らなかったので恐縮ですが、感染症に関しての学術的な分権化と思ったのですが「感染症」をテーマにした小説を多数書かれていたようです。つい学術書だと読み疲れてしまうので、小説なら読んでみたい。
他にも以下のようなものもあるようです。

まぁ、とにかく今は、Afterコロナに向けていろいろな観点で知識・知見を蓄えて、準備を進めましょう!



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