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プログラマーの働き方別メリット・デメリット|あと、働き方で後悔しないための大事な話

働き方について真剣に考えたことってありますか?

どーも、こんにちは。
希少型ITエンジニア育成スクール「CORE ENGINEER」のサービス企画・販促を担当してますトモヨシです。

https://note.com/hiroto_tomoyoshi

私は、鍼灸師として会社員をやっていた時と、独立をしてフリーで鍼灸師をやっていた時、そして現在と、働き方がコロコロ変わってます。

会社員時代は同じ場所で1日12時間勤務の週6で働いていました。(土曜は確か10時間でしたけど)
フリーで仕事をしていたときも、出張形式で仕事をしていたため、職場は毎度変わっていましたが1日10時間くらいは施術に明け暮れてましたね。大きな施術ベッドを持ち歩くのは骨が折れました笑

こんな経験を経て、きっかけはいくつかありましたが、こんな体力仕事はいつまでも続けられないなと感じ、働き方を変える大きな転機となりました。

理想は、どこにいても仕事ができる職業がいいなと。パソコンをカタカタ、体ではなく頭を働かせる働き方に憧れたものです。

紆余曲折ありましたが、今ではそれが叶っています。

自宅にいようがカフェにいようが、旅行に行こうがパソコンがあれば仕事ができるので、今の働き方は、とても気に入ってます(いつでもどこでも仕事ができる→いつもどこにいても仕事をやっちゃうので、若干ワーカホリック気味になってますが、、あと肩こりと腰痛)

とまあ、ワーカホリック気味の私の話はさておき。

プログラマーも比較的自由な働き方を実現できる職業の一つです。
仕事へのやりがいや内容以外にも、その自由な働き方に憧れてプログラマーを目指す方も少なくないのではないでしょうか?

今回は、そんな様々な働き方が実現できるプログラマーの、働き方の種類に応じたメリット/デメリットをご紹介します。

何も考えずに憧れだけで飛び込むと、失敗することもあるので事前情報として参考にしていただけましたら幸いです。

各プログラマーの働き方におけるメリット/デメリット

プログラマーとしての主な働き方は、

・正社員
・派遣社員
・フリーランス(個人事業主)

以上3つです。

細かく言えば、上記に会社経営者とか起業家とか色々入ってくるかと思いますが、スタート初期はどれもフリーランスと大差ないので、すべてフリーランスに含ませていただきます。

それでは、以下より各働き方についてのメリット/デメリットを見ていきましょう。

プログラマーが「正社員」として働くメリット/デメリット

▼メリット
プログラマーが正社員という労働形態で働くメリットとして、スキルアップや福利厚生面の充実や、収入の安定という点が挙げられます。

また、正社員として働く場合はプログラミングスキルの取得が業務の一環として盛り込まれているため、業務になれない内も給料を貰いながら技術の取得が可能です。

所属する企業によっては、プログラマー以外にもキャリア変更を設けている場合もありますので、多くのスキルを取得できる点もメリットといえます。

▼デメリット
デメリットは、固定された労働環境下で働くことが前提であるため、ある程度、我を捨てて周囲と協調しないといけない範囲が広いという点です。

やはり理不尽なことも多く、業務に対する好き嫌いも言っていられないので、思うようにいきづらいという苦労はどこまでいっても拭えません。

業務においてもプログラマーの働き方は連帯責任的な業務内容が多く、一緒にプロジェクトを担当しているメンバーの仕事の遅れが自分自身に回ってしまうこともありますので、他人に振り回されることも多くなるでしょう。

振り回されれば、当然業務がひっ迫するため、場合によっては残業が増えてプライベートの時間がとれなくなるなど、私生活にも悪影響がでてしまいかねません。

また、こちらも所属企業により異なりますが、クライアント先に常駐として勤務することがある場合は、次項にて解説します「派遣社員」との扱いに、ほとんど差がないため、十分な評価を貰えず昇給、昇格が遅くなるというのもデメリットです。

正社員は、一定水準で経済的に安定できる分、安定して我慢が発生するというミドルリスク/ミドルリターンな働き方と言えます。

プログラマーが「派遣社員」として働くメリット/デメリット

「派遣」という働き方に慣れ親しみがない方のために、簡単に派遣の働き方について補足させていただきます。

派遣とは、派遣会社(派遣元)と雇用契約を結んで、実際に働く企業(派遣先)で就業する働き方です。雇用主は、雇用契約を結ぶ派遣会社になるため、給与の支払い、福利厚生などは派遣会社が行います。

派遣会社に登録する必要がありますが、就業先の紹介や就業中のサポート、交渉なども派遣会社がフォローやサポートをしてくれます。実際の仕事に関する業務指示は、派遣先の企業から受けます。

出典:お悩み解決!派遣コラム(https://www.staffservice.co.jp/job/column/detail_134.html)

つまりは、正社員であれば雇用された会社内で働くことが一般的ですが、派遣は雇用された会社で働くわけではなく、雇用元と契約している派遣先の企業で働くという働き方です。細かく言えば、派遣にも「登録型」と「常用型」派遣がありますが、少し話が外れてしまうので、今回は割愛させていただきます。

▼メリット
派遣社員として働くメリットは、きちんと働けば色んな経験を積める上に、ある程度の高収入も同時に確保ができる点です。

会社員としてプログラマーとして働く場合は、どれだけ長時間勤務しても基本的な賃金の上限額が決まっている「月給制」であるため、その労働時間に対して適正な賃金を得ることができない場合も多いです。

「今月時給換算したら600円/時間だった、バイトの方が稼げるじゃん」

正社員あるあるですよね(私は700円でした)苦笑

それに対し派遣社員は「時給制」で雇用契約が結ばれるため、自身が働いた時間などに対しては細かく賃金が計算され収入に繋がります。

また、正社員プログラマーとして働いた場合は、限定されたプロジェクトのみを担当することが多いため幅広い経験を積むことが少ないのに対して、派遣社員は様々な派遣先によって会社の運営形態や取り扱うサービス、業務内容が異なるため、色んな経験を積めスキルアップがしやすいといったメリットがあります。

▼デメリット
一方で、派遣という雇用形態上、会社員と比較して見ると手厚い福利厚生面などが無いのと、長期に渡る安定した収入が得られない、という点がデメリットと言えるでしょう。

派遣社員は、近年改訂された派遣法などにより、もし自身の派遣先で正社員になれなかった場合や、特定の条件を満たしていなければ、3年ごとに新しい派遣先を見つけなければいけません。また派遣先は基本的に専門の派遣会社が探してくれますが、まだ経験弱者や高齢な方は、新しい派遣先が中々決まらないこともデメリットです。

また「派遣切り」という言葉をご存知でしょうか。
過去、不況の度に問題となり最近では、2020年のコロナショックでも「派遣切り」が大きな話題となりました。

派遣切りとは、いわば契約の中途解除のこと。雇い止めや不当解雇といった種類がありますが、多くの場合、不況により会社の経営が傾むいたことにより契約を維持できなくなったために解除されるというのが原因です。

経営判断にもよりますが、このような状況下の場合、正社員よりも優先的に切られ、突然職を失うというリスクも潜んでいます。

一見、安定しているようで安定していないのが派遣という働き方なので、つかづはなれずの会社とちょうどいい距離感を維持する分には、派遣としての働き方は意外に良いかもしれません。

プログラマーが「フリーランス」として働くメリット/デメリット

▼メリット
フリーランス(個人事業主)のプログラマーとして働くメリットは、働く場所、時間、服装などの制限がない上に、

・働いたら働いた分だけ稼げる
・仕組みによっては、実働分以上に高収入を狙える

というのが最大の利点でしょう。

働く場所に関していえば、自身にスキルさえあれば会社への通勤も不要な場合が多く、通常の正社員などとは違い、自宅やカフェなどのお好みの場所での勤務が可能です。

勤務時間に関しても正社員などは、会社の就業規則などによりキッチリと管理されていますが、フリーランスの場合は自分の望む分だけ働くことができます。

服装面などにおいても特別な規約もないため、自由な服装での就業も可能です。

そしてフリーランスの最大のメリットは、クライアントからの報酬が時間制ではなく、一般的に完全出来高制の案件が多いので、高単価の案件を短時間で終わらせることができれば効率的に収益を上げることができます。

▼デメリット
一方で、経済的な基盤があるわけではないので、当然仕事がない時には収入は入ってきませんし、福利厚生なんてありません。また、自身で案件を獲得しないといけないので、営業活動も必要になってきます。

私自身、過去にフリーランスとして、とても苦労した点が、この「営業」です。

営業自体が苦手だったというのもありますが、いつも頭の片隅に「食べていけるかどうかの不安」があったため、買い叩かれて十分な報酬が得られづらかった経験があります。

自分を安売りしてはダメだと頭ではわかっていても、一方では安くても案件を取らないと現金が入ってこないという現実がありますので、結局は安売りしてしまうと貧乏暇なしループに陥ってしまうといった不安定状態に陥ります。

もちろん、営業出身の方など、ここでつまづかない人もたくさんいらっしゃると思いますが、稼げる人の数よりも稼げない人の数の方が圧倒的に多いところをみると、フリーランスが陥りやすい罠と言えるのではないでしょうか。

また他にも、不慮の事故や病気にかかってしまった場合、収入保障などの保険に加入していない場合は収入が無くなってしまうため、無職と同じ状態に陥ってしまいます。

可能性は自分次第で無限に広げられるフリーランスですが、当然デメリットも多いので独立は、どんな状態に陥っても後悔しない覚悟を決めてから飛び込みましょう。

最後に:働き方で後悔しないための大事な考え方

本記事では、プログラマー職としての様々な働き方に応じたメリット/デメリットについてご紹介させていただきました。

それぞれ、一長一短があるため、自分の適正や目標等に応じて、後悔しない働き方を選ぶのが良いかと思います。

ただ、自分が書いた記事の内容を否定するわけではないですが、一つどうしても言っておきたいことがあります。

それは、

どんな働き方をしようが、今もこれからも安定なんかしないから、依存せずに実力を身に付けるのが一番オススメだよ

ということ。

働き方を比較する都合上、「正社員は安定している」とお伝えしましたが、正社員もクビになることは十分あります。社内での評価が高かったとしても、経営が傾けばやむを得ないため解雇されることもあるでしょう。

私自身、独立したり起業したりなんて働き方をするとは、これっぽっちも思っていませんでした。安定してお給料をもらえる会社員としてキャリアアップをしていくことしか頭にありませんでした。

しかし、頑張って役職を獲得しようが、現実は残酷で、会社の経営不振が理由で社員全員給料はカットされ、辞めたいやつは辞めてくれと言われる日々。

所属する企業の規模によっても異なるとは思いますが、規模云々所詮は安定できる確率が数%上がるだけのことで、100%はあり得ません。職を失う機会は、経営者も含めて平等にあります。

職を失い後悔するのは、会社や他人に経済的にも精神的にも依存しているから。

つまり、どんな未来がこようが、自分のスキルがあれば稼げるという自信と覚悟を持っておくことが、究極の安定と言えるのではないでしょうか。

これは、考え方であり意識であるため、先にご紹介しました、いずれの働き方でも持つことは可能なので、表面的なメリット/デメリットだけでは判断せずに、自信と覚悟を持つことをオススメします。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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