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演劇の手法を活用したワークショップを開催します

久々ワークショップのお知らせです。

2024年5月17日(金)19:00~21:00
南箕輪村 森の学び舎(大芝高原内)にて
ドラマティーチャーとして活躍する小林英樹さんを講師にお招きし、
演劇の手法を活用したワークショップを開催します。

【小林英樹さんプロフィール】
飯田市出身。
1998年に役者業スタート。
翌年、中学校教師に就き、役者との二足の草鞋を履く。
2011年にドラマ教育を普及させるために教師を辞職し、東京を拠点に活動。
多くのドラマティーチャーと出会い、学びと実践を続ける。
その一方で数多くの舞台、映像作品への出演や舞台脚本、演出を手掛ける。
飯田市オールロケ映画「いつくしみふかき」では、渡辺いっけいの義弟で出演し、方言指導を担当する。
現在、ドラマ教育のドラマティーチャーとして、教育現場での授業や講演会を行ったり、自治体、社員研修などでWS講師を務めたりしている。
2022年から、長野県の「アートの手法を活用した学び」推進事業の専任講師として、県内の教育現場で授業を行っている。

「ドラマ教育」(演劇教育)
自由に表現したり、誰かと遊んだり、話し合ったり、協力して何かを創ったりすることを通して、コミュニケーション力・表現力・社会性などを養う教育的プログラムです。
その表現活動や遊び、対話活動の中には、自分や相手の一面に触れながら伝えたり、受け入れたりする活動が散りばめられていて、多くの見えない力を育む教育として注目されています。
海外の多くの学校では「ドラマ」という正式な「科目」になっています。
昨年度から、長野県では文化政策課と県教育委員会が、演劇を含むアートの手法を通じてコミュニケーション能力や表現力、創造力を学び育むことを目的として、「アートを活用した学び」を推進しています。

演劇ワークショップはWSDで初めて出会いました。
それまでの私はワークショップといえば机に座って、模造紙と付箋で話をするものというイメージが強かったです。
しかしWSDで平田オリザさんの講演を聞き、
実際に演劇要素を取り入れながら他者と協働作業をし、
コミュニケーションを深め、関係構築をしていくというプロセスを体験したらその魅力にすっかりハマってしまいました。

分業してそれをよせ集めて、後でくっつけるという共同作業ではなく、
みんながいないとその場ができないという協働作業。
一人一人の存在意義を感じられるそのワークは目指したい学びの場でした。

今回のワークショップは演劇の「要素」なので、実際に演じて劇を作るというものではありません(おそらく・・・!)
演劇と聞くとお芝居をイメージし苦手意識を持たれる方が多く、ハードルが高いと言われてしまったのですが、そのイメージを捨てて来ていただけると嬉しいです。

もちろん劇をすること、セリフを考えていくことで国語の勉強になったり、歴史の時代背景の理解や多文化理解に繋がったりします。
以前ニュースで、サザエさんが就職に出ることにしたが、周りから反対されるというシナリオを劇でやって、女性活躍について考えたというネットのニュースを見たことがあるのですが、演じることで気持ちを想像する、かけられる言葉で心の反応を知ることができます。
保育園児の子どもとごっこ遊びをすることがあり、このごっこ遊びって実はすごい学びの場だと感じたことがあります。
劇をする、他の役を演じる学びも是非ともやってみたいと思っています。

が、今回はその手前の入門編を行なっていきます。
主に身体性を伴って表現していくことを体感していただきます。

長野県教育委員会でもアートの手法を活用した学びに取り組み始めてていて、教育現場でも注目されている学びになります。
学校の先生方や、子育て中の方、企業の人材育成担当者の方など様々な立場の大人の方に実際に体験してもらいたいと思い企画しました。
近くに若い頃に演劇を経験してきた伊東香菜さんがいたのも企画をやりたいと思ったきっかけです。
香菜さんの経験したワークショプのお話を聞くとワクワクがとまらず、今後色々な内容でやっていきたいと思っています。

お申し込みはこちらから。
参加者のみなさんと楽しい時間を作りたいです。



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