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働く意味を魂の願いとすり合わせていく

そりゃ学校でキャリア教育が浸透しないよね……。
と、思った。

というのも、CC(キャリアコンサルタント)として、学校に研修の提案をしたんです。

いくつか提案した中で、『教員のキャリア支援』を入れました。
細かな内容は考えていないけれど、ザックリ先生が自分の働き方や、未来に向けてのビジョン、自己理解を深めるなど、様々なことに関して自覚的になることをお手伝いする研修。
それによって、働くことに主体的かつ意欲的になっていく、働き甲斐を得て、文句ではなくリクエストを語れるようになることがねらい。

しかし!
「そんな研修、前例がない。研修というのは、スキルを身に着けることがほとんどです。」と。

えー…と思いつつも……まぁ、そんなもんか。
世の中を見てみても、以前からキャリア形成支援の重要さは言われてきたものの、生産性向上×2って、どちらかというと、キャリア支援と言えば新たなスキル開発、強化で、悪く言うと…人を最大限使い尽くすともとれる、感じだったからね。
(最新の第11次職業能力開発基本計画で、「働く人の自律的、主体的なキャリア支援」という文言が出て、やや労働者の幸せな働き方…という視点が出てきたのではないか、なんて思ったりしてる)

自己理解の重要性、自分のキャリアを真剣に考える機会もなかった方々が、生徒たちの自己理解を促せるわけがない。
その重要性がわからないわけだから、推進もしない。
そんなことより、インプットインプット! と、なるわけだ。。。

これは、この世界(教育)だけのことではないけどね。

自分のやっていることが、どのくらい魂の願いに一致しているか? そこをチューニングしていくって、人生を豊かにしていくのに、とても大事なことだと思うんだけどな~。

教員という仕事がどれだけ素晴らしい仕事か、その想い、源に出会うだけで、日々の仕事は変わっていく。




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