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ここにもリセット症候群がっ!

総合的な探究の時間 2年生は今、後期からの探究活動のために自分の興味関心を書き出し、テーマや問いにたどり着くため自分と向き合っています。

先日、教育実習生(大学3年?4年?)に卒論の話を聞いたら、最終的な問い(リサーチクエスチョン)に出会うまでに2年かかったとのこと。
その間に、指導教員や仲間からフィードバックを繰り返し繰り返し受けた、とのこと。

それをたった4か月で、しかも1教員対40人でリサーチクエスチョンまで誘導していくのだからなかなかハードです。

そんなハードな中でも、この探究を通じて彼らのいろんな能力に気づくとともに、『課題』に気づけることはとても価値があります。

いろいろある中で、今日気づいたのは、彼らはリセット症候群だ!!
ということ(笑

興味関心分野を調べて、さぁテーマを定めようという今、
「テーマを変えてもいいですか」という人が続出。

もちろんOKなのだけれど、じゃあ何にするの?と聞いてみても、「これから探す」という。
もともとの興味関心分野って何だったの?
と聞いて、いろんな質問をしていくと、そのまま問いに行けそうなものが多い。
要は、浅い知識の中で、深いところまで自分で行けずに、「やーめた」となってしまう。

この状態で、別の分野に行っても同じことを繰り返すのだろう、と思う。

この状態を、リセット症候群だ!
単なる知識不足・調べ不足
そして、経験不足。

すぐに「この分野がやりづらい」などと選んだものが悪いというけれど、
自分がまだ調べつくしていないということ、そこに気づかせる必要がある。

こうやって書いていると、こういうの…生き方に似てるなぁ…なんて思う。

自分と向き合わず、自分の不足を埋める努力もせず、
選んだ道が悪かった
と、何かのせいにする。

探究は、生き方も学べるかもしれないね。
必要な、粘り強さ、柔軟さが身につくかもね。


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