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話すことの効果

コルデサロンを立ち上げる以前、被虐待者のサロンに通っていました。

その期間も合わせると、私はかれこれサロンで8年くらい話していることになります。

話し出して1年くらいで、かなり体調がよくなり、話すことの効果を実感しました。

それをnoteで伝えたい!そのためにはその効果を実証してくれる文書を探してソースを貼り、照らし合わせながらnoteを書き進めたい!

と思いましたが、なかなかしっくりする文書が見つからず。

私は意外とそういう固いところがあり、結果自分を追い詰めがちです(笑)

文書探しはやめて、私が実感したことを書きます。

共感してくれる仲間が見つかった

サロンに通い出したばかりのころは、それまで周りで自分と同じような経験をしている人に会ったことがなかったし、友達に話してもわかってもらえず傷ついたり、逆に友達に気を使わせてしまったりしていました。

なので、サロンで話して「わかるー!」と共感してもらったときは嬉しかったし、同じような経験をしている人がいることに安心しました。

それまでは孤独でしたが、やっと仲間ができたのです。

自分を客観視できた

サロンは月に1回でしたが、始めは物足りませんでした。もっと話したいと思っていました。

両親との関わりで、頭に来たりイライラしても、サロンでの話のネタができたー!と客観的に思える時もありました。

辛いことがあっても、聞いてくれる人がいると思うと、心の支えになりました。

何より、両親に対してネガティブな気持ちを抱いても、受け止めてくれる仲間がいることは、私の気持ちをポジティブにしてくれました。

そのうち、自分を見つめて客観視するためにも、月1回くらいがちょうどいいなと思うようになり、気持ちが落ち着いていきました。

情報を共有できる場

それとサロンは、情報交換の場でもあります。精神障害や家族のことについて勉強している仲間も多く、病院の評判や行政の窓口のことも教え合えますし、自身が経験したことや学んだことを共有したりもしています。

もちろん私たちは専門家や支援者ではないので、わかる範囲でですが。


今、孤独の中にいる人がいたら、なんとか仲間がいる場所に繋がって欲しいです。

ネットやSNSでもサロンやしゃべり場、居場所の情報が取れると思うので、ご自身が行けるところを検索してもらえたらと思います。


9/17 追記

話せない・話したくない、聞けない・聞きたくない方もいらっしゃると思います。

そのような方に無理強いするような文書だったらごめんなさい。

話す、聞くことが全てではないし、話せない、聞けないあなたもそれでいいと思います。

みんなが自分を受け入れやすい社会になりますように。




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