クリエイティブ作品とその地盤について

・はじめに

昨今、YouTubeやSNSなどの普及により多くのクリエイターが様々な作品を公開しやすい環境が出来上がっている。
弱肉強食ではあるが個人で戦える舞台が用意されてるとも言えるだろう。

しかしその一方で企業をはじめとする団体はどうだろうか。
必ずしも良い話ばかりが聞こえては来ないように思える。
勿論個人での活動も良い面悪い面があり、その分のリスクを抱えている。
だが、そもそもリスクを内包している個人よりも団体運営の方が良い話を聞かなくなっているように感じられる。

・クリエイターと地盤

ここで考えたいのはクリエイターが活動する上での地盤についてである。
無論クリエイター自身の技術や才能が第一ではある。
しかし、作品制作の過程で発生する金銭的なコスト、企業などであれば社会的な制約があるだろう。これらを管理する能力は作品を作り出すためのクリエイティビティな能力とはまた別にあるように考える。(勿論両方を備え合わせたクリエイターもいる)
これらを一個人や団体で管理するのはかなりの負担になるのでは無いだろうか。
一方で管理能力に特化した部門が別に存在し、力を持てばクリエイターの活動は安定はするかもしれないが制約を受けることになる。

・理想

クリエイターが自由に作品を作り公開できる環境の再構成が必要なのではないだろうか。
作品を制作していく上での様々な制約を調整し、作品作りのみに集中できる環境を提供する。
クリエイターと運営部門の間に入って調整する第三の部門があっても良いのでは無いだろうか。
また調整に限らず、埋もれている才能の発掘、時にはファッション誌のように自らが世間的なムーブメントを引き起こせるような行動力。
ただクリエイターを支えるのではなくクリエイターを支える地盤そのものが時代に合わせて常に変化を続けることができる可変性。
そのような能力を持ったものが必要なのでは無いかと考える。

・最後に

クリエイターが作品を制作し続けていく上で何よりも大事なことは、当たり前のように思えることだが、継続して制作できることである。
その継続性の維持こそ支援してあげるべきものではないか。

全て素人意見ではあるが考えたことを述べさせていただきました。


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