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「人生の運転席に座る」がテーマの企画に参加することになりました

こんにちは、コーベル実花(みか)です。
「新しい働き方ラボ」のつながりで来てくださった方、それ以外の方も偶然にでも見てくださってありがとうございます。初めまして。
ランサーズ名とLACで名乗っている名前とnote名が違いますが
ラボ研究生としてもこのnoteで兼用するので、コーベルでお願いします。
企画書もまだ書けていないのですが、自己紹介として、自分のブレストをも兼ねて、ここまでの流れを書いてみますのでよければお付き合いください。

ランサーズ「新しい働き方ラボ」第3期生に

私がランサーズさんに登録したのは、2013年という履歴がありました。もう10年のお付き合い(書いてて自分でもビックリです)!
とはいえ、Webライターなどの案件を数件いただいた後は、ユーレイ部員のランサーでございました。
登録した当時は、翻訳会社の在宅DTPオペレーターとICT支援員のアルバイトを兼業しており、ライターが副業になればというのがきっかけでした。

今はこのnote以外、さっぱり書いておりませんが、もともと子どもの頃は、文筆業に憧れがあってのことでした。
今これを書きながらふとそんなことを思い出しました。

そして、紆余曲折あって(その辺は企画書に書けばいいですね)
この度またランサーズさんにご縁あって、2023年の6月からの約半年間、「新しい働き方ラボ」の第3期研究員にしていただきました。
10年ぶりのランサーズさん、ご縁って巡ってくるんですね。

再びご縁がめぐってくるっていう不思議

ランサーズさんに登録したばかりの10年前の私は、兼業でも収入が不安定でした(いやだからこその兼業とも言う)。
翻訳会社の依頼は都度だし、学校の仕事はやりがいはありつつも教育が聖職と言われる「あるある」かもしれませんが、収入低い。。。w

その後、他にも色々手探りをして、IT系インストラクターが向いていたらしく講師業に流れつき、おかげ様でなんとか食べていけるようになりました。
それでランサーズさんでお仕事を探すことからは遠ざかっていましたが、2022年11月に「転機」と呼べるご縁が再びやってきました。

何気なく見たDMで、「Creator School/埼玉県・横瀬  ~はじめての動画制作、はじめての仕事付き~」
今思うと何故かわからないのですが、元来は出不精の自分が、何の気負いもなく1泊2日の制作合宿に参加してしまったのです!
初心者でも大丈夫ってあったのと、ちょっと気晴らし旅行したいって気分もあったので飛びついちゃったのかもしれないです。

ちょうどSNS嫌いになりかけていた頃だった

気晴らしに旅したい→つまり気が晴れてない理由は直前の人間関係でした。
また「好き」で自分に「合っている」と思っていた講師業にも迷いが出始めていました。
人間不信とまではいかずとも、人と関わることで疲れていた頃です。
ごく数人の親しい人を除いて、LINE等からも遠ざかることにしました。

それなのに見知らぬ人々と話し合いながら動画制作をする企画に1人で飛び込むなんて、自分でも矛盾を感じましたが
当日示された「他人の意見や考えを否定しないこと」というグランドルールにジワリと涙が出そうになりました。
そうだ、自分は「存在を否定されずにすむ輪が欲しいんだ」とその時、思いました。実際、そこで出会った人たちは優しかったです。
また動画制作自体も楽しかったのです。
宿泊先としてLACという存在も知り、こんな生き方もあるんだなと、初めて知りました。
LACは宿泊施設でありコワーキングスペースであり、自由に働くことを好む人たちのコミュニティなため、非常に居心地がよかったです。

合宿が終わって、自分が元いた「輪」に戻ろうとしたとき、とても違和感を感じました。

もっと動画やクリエイティブを学びたくなる

皆さんも多分そうだと思いますが、私がいた「輪」は1つではありません。
職場、過去の仕事関係、同級生、いろんなコミュニティ繋がりの人たち。

別に喧嘩した訳でもないし、特に何が嫌だったかを明文化できませんが
たぶん、自分の波長もだし相手の波長もその時々変わって、かみ合わない時が来たんだと思います。
それはもう、仕方がない。
手放すことにしました。

離れたがった人はそのままだし、SNSも必要以上に見ないし、講師の仕事も特にやりたいと思わなくなってしまいました。
代わりに空いたスペースに入ってきたのは、動画制作・映像をやってみたい、LACで出会った人たちみたいに自由に生きてみたい。でした。

これまでも充分自由でしたが、仕事としては自分のできることの範囲の中で、ご縁に任せてきた結果、おかげ様で依頼をいただいていた節があるので特にやりたいという訳ではなかったのです。
それはそれで、お仕事がもらえるって幸せなことだし、講師業とか教育関係の仕事にこれから就きたいという方には失礼に聞こえたらすみません。ただそういう自慢話ではなくて、これは自分の心が変わったという説明です。

とりあえず動いてみることにした

時系列でいうと
①2022年11月の動画制作を学ぶ合宿に参加→動画楽しい!もっとやりたい
②2022年12月末~働きながらでも可能なオンラインの職業訓練がみつかる
東京にいながら熊本の「Web・映像クリエイター養成科」受講開始
③前職つながりで、SalesforceのOJT付き資格取得プログラムの案内があり、友人と一緒に申込みしたら選抜通ったので2023年2月~受けることに
④Adobeの無料オンライン学校クリエイティブカレッジでPremiereProコースを知り、申し込んでみたら第一期生になれたので②~④の受講が被る!!!

当時は他に高等専修学校でまだ講師をやっており、もう1つの高校で事務員としても働いておりまして、なかなかにカオスでした。。。

あれだけSNS嫌いといっておきながら、ビジネスSNS経由でまた講師の依頼もいただけたので、ここに子ども向けプログラミング講師業も入りました。

2023年5月、ひとまず全部終わった

職業訓練にもAdobe Premiere Proは含まれているのですが、IllustratorとPhotoshop、HTML、CSS、Wordpress、PHPなんかを、ひととおりサラッと習うため、どうしても広く浅くなってしまいます。
私自身は「動画をやりたい」がまずあったので、職業訓練と別で並行してAdobeで動画の講座を受けられた点は良かったです。
課題制作の期間が重なると徹夜するしかない状況でしたが、元々がDTPオペレーターで長時間作業も徹夜にも慣れていたし、動画制作の作業自体が楽しいので、なんの苦痛もなくおかげさまで無事、3つ全ての機関で卒業を迎えることができました。
6月に入って、今度は関連資格も取得できました。
何人かに「学ぶの好きだね」と呆れたように言われることもありましたが、私としては楽しくてガリ勉した気もないのです。

むしろ当時、苦痛を感じたのは「講師」としての時間ばかりでした。
なぜなんだろう、教えることも、子ども達も好きだし、得意なのに。
そう思いながら、目の前の半年間の契約はこなして、知人から後任を探し、私なりに各雇い元にご迷惑をかけないよう「店じまい」をしました。

講師仲間や関係者には、もちろん奇異の目で見られましたし、それ以外の輪の人にも、後から思えば嫌味?と思われる言葉を言われたこともあります。
そりゃそうですよね、自分たちと全然違うことをしているのですから。

片付けをしていて見つけた、宝物

学校という職場は好きでした。
教育現場にはその時々での課題が山積みではありますが、それを上回るやりがいもたくさんある仕事です。
また子どもに限らず、大学や企業研修などで大人相手でも、総じて教育分野は楽しいと今でも思っています。

しかし講師としてのご依頼をありがたくいただきながらも、授業が終わると黒いモヤモヤに包まれる自分がいました。

心の中が矛盾だらけです。なぜだろう?

私は真の教育者ではないから?(OAインストラクターからの流れできたので、教員免許を所持していません)

心理学とか教授法を学びなおしたほうがいい?と、教育免許だけ取れる大学講座を探してみたりしました。
私が今から取るなら高校の「情報」が一番近い分野となりますが、私自身はプログラミングがさほど好きではありません(←教えているのに 笑)。
せっかく入っても途中で投げ出しそうな予感。。。

どれもピンとこないまま月日だけ過ぎて、もうそろそろ失業保険も切れそうという頃、「新しい働き方ラボ」の研究員募集を目にしました。
研究員となれても、それでお金がもらえる訳ではないので、収入源は別途で考えなければなりませんが、職業訓練や講座、それまで抱えていた仕事全てを終えた今だったら、また何かする余力があります。

--応募してみよっかな。
受かるかもわからないのだし。

出せたのは、締切ギリギリでした。
正直、送信ボタンは数秒ズレて締切の時間を厳密には過ぎていたのではないかと思います(そうであれば運営さん、ありがとうございます)。
しかも結局、迷って迷って、応募したのが「講師」の企画でしたw

なんでやねーん、自分!

ほんと矛盾だらけな自分に呆れながら思ったこと。
先日、書棚のファイルを探していたら、隙間から、以前働いていた小学校の皆さんからの「ありがとうのお手紙」の束が見つかりまして。
数年前なのですっかり忘れていましたが、自画自賛ながら「優しく教えてくれてわかりやすかった」「コーベル先生みたいになりたい」といった内容でした。
時間がいくら経ってもこれは断捨離できない宝物を見直しながら、こんな私が「誰かの役に立てた」んだっていう証だとも思いました。

あと、今のところ、できることがやっぱり「講師」関連しか無かった 笑

「人生の運転席に座りなおす」のもいいかな

ところで「新しい働き方ラボ」には指定企画と自主企画があります。
私が応募したのは、指定企画でした。Udemyの講座を作るというもの。
奇しくも自分が過去に5年程勤めた企業とのコラボ。。。
そこはたいして気にしていなかったのですが、きっと志向の根っこが繋がっているのでしょうね。

そして
見事こちらは落選しました。

ああ、そうだよねー 送った時間も時間だしなぁ(←送信が締切ギリギリ)と選考結果のメールを読んでいると、続きがありました。

「ただ、コーベル様の応募内容を拝見いたしまして、もしよろしければ【自主企画】という形での再応募をご検討いただけないかと考え、ご連絡させていただいております」と
思いがけず、セカンドチャンスをいただけたのでした。

再選考まで残り時間が少なかったので、ほぼ指定企画のままやん、みたいな内容ですが再応募したところ、合格をいただくこととなりました。

また新しい「輪」に入れちゃった~。
仲間に入れていただきありがとうございます。

そんなこんなで「自分、講師業でいいのかな?動画作ってみたいなぁ」から始まった試行錯誤が、半年後、「講師じゃないけど動画作ってもいいんだ」という企画に化けつつあります。

本来は企画書を先に書くべきなんですが、思考の整理をしたかったので記事にしてみました。

「新しい働き方ラボ」3期のテーマ「人生の運転席に座る」は、私の場合、座り直すということでもあるのかなって、ここまで書きながら思いました。

ここまで読んでくださった方(もしいたら)、ありがとうございます。


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