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まんがなら読みきれた!7つの習慣

原書では挫折

お正月休み中に、「7つの習慣」4巻を読み終えた。

「まんがでわかる」とあるように、絵が綺麗なのと
章ごとに要点がまとめられていて
それも1・2ページ分の簡潔さなので
非常に読みやすい。

主人公の女性は、亡き父の残したバーを継ぎたい
という思いがあって
優しいマスターのもと修業しながら、
常連さんからも人生の大切なことを学ぶという展開。
(原著には登場しないので、まんが用にストーリー化しているみたい)

必ず、「お悩み」を抱えたゲストが登場し
主人公のまわりの個性的なキャラクター達が
さりげなくヒントをくれたり
ゲスト自身がはっとして解決策を見出す。

ストーリーに合ったカクテルの紹介もされちゃったりしてオシャレ。
飲めない私でも、
その物語性とあいまって
飲んでみたい!と思ってしまう。(広告と一緒。)

シリーズのラストとなる4巻では、
第6の習慣「シナジーを創り出す」
第7の習慣「刃を研ぐ」
第8の習慣「自分のボイス(内面の声)を自らが見出し、それぞれが自分のボイスを発見できるよう人を奮起させる習慣」(長っ!)

今の自分には、「シナジーを創りだす」の章が
人間関係のモヤモヤに解決策ヒントになったかも。

・シナジー=自分1人ではできないことも、他人と協力して新しい大きな力を生み出すこと。成果が1+1=2でなく、10倍にも1000倍にもなること。
・しかし意見の衝突なく「第3の案」までに到達するには、いきなりは無理
【基礎力】
1)前提の態度と意識として、*第1~3の習慣(私的成功のレベル)
→人の意見で自分立ち位置がブレないようにするため
2)お互いの意見を言い合える信頼関係
3)第4の習慣(お互いに嬉しい道、Win-Winがあると信じる)
4)第5の習慣(傾聴。まず理解に徹し、そして理解もされる)
*第1の習慣: 主体的
*第2の習慣: 終わりを思い描くことから始める
*第3の習慣: 最優先事項を優先する

よくある意見の衝突、対立姿勢

・自分の主張を崩されないように予防線を張る
・間違いさがし
・イライラ、敵対的
・相手に押されると悔しい
・論破
これらは「どちらかの勝利」またはよくて「妥協」
1+1=2未満で終わる。

私は、他人から「優しすぎる」と言われることがある。裏を返せば気が弱いということ。対立すれば、自分が折れてしまうことが多かった。
それは妥協であり、一方の我満であり、いずれ噴出する不満となる。
不満があまりに溜まると、その人からそっと去る…を何度か繰り返した。
パターン化しているということは、それがきっと私の癖だ。
私には、第1・4の習慣の強化がもっと必要かもしれない。

シナジーは、ここまで紹介してきたすべての習慣の最終目標であり、相互依存で成り立つ現実を効果的に生きるための原則なのである。
チームワーク、チームビルディング、人々が結束して創造力を発揮すること、それがシナジーである。

完訳7つの習慣 人格主義の回復 P. 417

ときどき繰り返し読んで、しみこませたい系の本。

原書も手元にあるけれど、分厚過ぎて鈍器となるか
睡眠導入剤にしかならないため
まずは全体像を知るのにこのシリーズは役立った。


全4巻。


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