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僕の独立開拓ストーリー①時代がそうさせた。なんて、そんなカッコいいもんじゃないよ。
ん〜。まぁ、どんなに志があったとしても、他人の土俵であれこれ言っても何も変わらないので、30歳を機に当時勤めていた整形外科を少しづつドロップアウトしつつ、往診専門で独立ーこの頃世の中に素晴らしい技術革新!PHS(若い人は知らないよね〜笑)と言う安くて小型の携帯電話が登場したわけだ!
固定費がかかる治療院を持たずに、携帯電話と自家用車と折りたたみ式の往診ベッドとチラシのみで開業♪
腕が良かった(自分で言うかw)のと、夜中の1:00まで往診受付していたのが良かったのか?自営でお仕事されている人たちに口コミで広がっていきました!
まぁ、お宅に伺って旦那さんをやっていれば当然、奥さんもやって欲しいって言い始めるし、ご近所さんにも声かけていただいてワンストップでそこそこ売上を上げられて良かったかな。
でもそんな夜の生活は結構キツく(一応まだ整形外科にも勤めてたので朝は起きなきゃならないし)て、「ん〜。このままじゃラチがあかん!そろそろ治療院構えて来てもらうスタイルに変えるか!」って事で久喜市某所にて、これまたよくも残っていましたねって言う感じのレトロな平家を借りて(鍵はくるくる回して閉めるやつ!)整体院を開業。
あ。そう言えば柔道整復師の学校は無事に主席で卒業出来て国家試験にもパスしたので接骨院が開けるはずなんですが、僕はレセプトとか言う事務手続きが超嫌いだったので保険は使わずに自費のみの整体院として何のつてもなく、師匠もなく、ノウハウもなく、仲間もなく始めたわけです。(よくやったよなw)
うん。そうね、当たり前だけどなかなか患者さんは増えずに、しばらくは往診に頼った経営が続きましたが、その間、昼間空いているなら何かやろうって事でオカリナを習い始め、治療院の前に公園があったのでそこで空手の稽古を始め、図書館に行き老子などの中国古典の哲学書を読んだりしてました。
(この時の時間の使い方が今に活きているので、何でも無駄じゃないんだなぁって感じている次第です。)
当然、経営の本も読み漁っては実践していく毎日。神田昌典先生にはお世話になりました〜m(__)m
そうこうしているうちに予約ボード(ホワイトボード)のそれぞれのコマが埋まって、ニンマリしていた時にはたと気がつくわけです。
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