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感情を動かすセールスレターの書き方

こんにちは、FWRITINGの中村です。


今日は、セールスレターの書き方を書いてみます。


中には、PASONAや6フレーム、QUESTフォーミュラなど、型があることをご存知で、それらに沿って、書かれた経験ががる方もいらっしゃると思います。


このような優れた型を知っておくことで、書き終えることはできると思いますが、それが優れたレターかと言われるとそうではありません。


構成としては、読まれやすいと立証された方法ですが、あくまでも大切なことは、その書き方によって、『何を伝えているか』です。


例えるなら、つまらないセミナーで、上辺だけの話を聞いているような感覚です。


なんとなく、それっぽいことを行っているし、首を縦に振ることはできるけど、中身はないような感覚。


そのようなセールスレターを書いても、反応は思わしくありません。


そこで、必要になってくるのが、心理トリガーです。


心理トリガーを上手に活用すれば、読者をグッと文章に引き込み、感情を駆り立て、ついつい自分に必要な情報がここにある。そう思わせるような文章を書くことができます。


今日は全体像だけ書き記しておきたいので、シンプルにまとめますが、要するに、読者に明確にイメージをさせることです。


例えば、心理トリガーの一つに『具体性』のトリガーがあります。これは文字通り、具体的に描写してあげることで、文章に実話らしさをもたらし、読者は文章に没入することができます。


コツの一つは、固有名詞を書くことです。例えば、こう考えてみてください。あなたはこれから、体験談を語らなければいけません。その時、どんな風に話をしますか?


体験談を上手に語る人は、とても具体的に話を進めます。一方で、体験談が上手ではない人は、ぼんやりとしか話を進めません。


お笑い芸人の方を想像してもいいと思います。上手なお笑い芸人は、どこで誰が、どんな服装で、どんな喋り方で、何を言って…というように、できる限り5W1Hに基づいて、事細かに情報を話します。


これによって、聞き手は頭の中で、イメージができるのです。では、文章に落とし込んで考えてみましょう。


”2018年の冬、僕は麻布十番の簡素な住宅街にある隠れ家オフィスで、とあるセールスレターを書いていました。

その時、僕はいわゆる駆け出しセールスライターでしたが、仕事が楽しくて楽しくて、深夜4時まで没頭してレターを描いていることもありました。

そんな生活は1年ほど続きました。しかし、ある時、ふと思ったのです。「この働き方はいつまで続けられるのだろうか?」そう考えると、急に不安が募ってきました。そこから半年は、悶々としながら仕事をこなしました。

「このままではいけない」いよいよ、決心がついて、僕はその街から離れることにしました。将来的には、田舎暮らしをしたかったので、地元の福岡に戻ることにしました。

福岡に戻ってからは、福岡一のビジネス街である博多や天神は選びませんでした。前と同じようになることが怖かったのです。

僕は、薬院という天神から一駅ほど離れたエリアに住み、マイペースで仕事を進める道を選びました。”

こんな風に具体的な固有名詞を使いながら書くことで、空想の話ではないことが伝わります。ポイントは、東京と書くのではなく、麻布十番と書くことです。


より具体的に書けば書くほど、リアリティが生まれ、読者の距離感が近くなります。


今回は、具体性の心理トリガーを紹介しましたが、こんな風に心理トリガーを織り交ぜて描いていくことで、より引き込みやすい文章を書くことができるようになります。


PASONAなどの構成や型を使うのも大切ですが、その先に何を言うのかを考えていないと、陳腐なレターになってしまいます。


心理トリガーはまだまだありますので、また別の機会に紹介します。今回は、まず、具体性のトリガーを使って、文章を描いてみてください。


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