感情を動かすセールスレターの書き方
こんにちは、FWRITINGの中村です。
今日は、セールスレターの書き方を書いてみます。
中には、PASONAや6フレーム、QUESTフォーミュラなど、型があることをご存知で、それらに沿って、書かれた経験ががる方もいらっしゃると思います。
このような優れた型を知っておくことで、書き終えることはできると思いますが、それが優れたレターかと言われるとそうではありません。
構成としては、読まれやすいと立証された方法ですが、あくまでも大切なことは、その書き方によって、『何を伝えているか』です。
例えるなら、つまらないセミナーで、上辺だけの話を聞いているような感覚です。
なんとなく、それっぽいことを行っているし、首を縦に振ることはできるけど、中身はないような感覚。
そのようなセールスレターを書いても、反応は思わしくありません。
そこで、必要になってくるのが、心理トリガーです。
心理トリガーを上手に活用すれば、読者をグッと文章に引き込み、感情を駆り立て、ついつい自分に必要な情報がここにある。そう思わせるような文章を書くことができます。
今日は全体像だけ書き記しておきたいので、シンプルにまとめますが、要するに、読者に明確にイメージをさせることです。
例えば、心理トリガーの一つに『具体性』のトリガーがあります。これは文字通り、具体的に描写してあげることで、文章に実話らしさをもたらし、読者は文章に没入することができます。
コツの一つは、固有名詞を書くことです。例えば、こう考えてみてください。あなたはこれから、体験談を語らなければいけません。その時、どんな風に話をしますか?
体験談を上手に語る人は、とても具体的に話を進めます。一方で、体験談が上手ではない人は、ぼんやりとしか話を進めません。
お笑い芸人の方を想像してもいいと思います。上手なお笑い芸人は、どこで誰が、どんな服装で、どんな喋り方で、何を言って…というように、できる限り5W1Hに基づいて、事細かに情報を話します。
これによって、聞き手は頭の中で、イメージができるのです。では、文章に落とし込んで考えてみましょう。
こんな風に具体的な固有名詞を使いながら書くことで、空想の話ではないことが伝わります。ポイントは、東京と書くのではなく、麻布十番と書くことです。
より具体的に書けば書くほど、リアリティが生まれ、読者の距離感が近くなります。
今回は、具体性の心理トリガーを紹介しましたが、こんな風に心理トリガーを織り交ぜて描いていくことで、より引き込みやすい文章を書くことができるようになります。
PASONAなどの構成や型を使うのも大切ですが、その先に何を言うのかを考えていないと、陳腐なレターになってしまいます。
心理トリガーはまだまだありますので、また別の機会に紹介します。今回は、まず、具体性のトリガーを使って、文章を描いてみてください。
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