見出し画像

R4.11月の官邸メール

11月1日(火)

自民党員です。毎日メールしています。
タクシーやバス、トラックなどの運輸業についての規制についてです。車の免許についてです。
今年観光バスの事故で乗客が亡くなりました。運転免許の規制があるので、バスの運転に関して独自の方法があるから、あのくらいの事故で済んだのでしょうか?違うと思います。ウーバーについてもです。他国のウーバーは規制もなく働けるのに、日本とどこが違うから食べ物しか運ばせないのでしょう?もっと稼ぎたい、規制がなければ個人でやりたいと考えている人の邪魔をしています。会社に雇われているより、個人でタクシーやトラック、ウーバーをやるとしたら、事故を起こしたら大変だと思い、健康にも安全運転にも保険関係もしっかり行うはずです。こうした点、他の規制と同じく、国民を子供扱いしていませんか?規制緩和することで、さまざまな分野の可能性が高まります。発展があります。ネットで個人がYouTubeで料理や音楽をアップするのと同じように、自由な環境で国民が活躍できることが、思いもよらない日本の可能性につながるのです。規制緩和。よろしくお願いします。

11月2日(水)

自民党員です。毎日メールしています。
明日は明治節です。維新から日露の勝利までの時代に思いを馳せてください。今よりもっと世界情勢は過酷だったと思います。アジアには独立国もタイぐらいしかなく、ラオスなんか悲惨です。王女は惨めな暮らしをしました。彼らは列強をいまだに許してはいないでしょう。そうした中、日本はアジアの一国家として独立を考える国だったのです。こうしたことを祝日に昭和の時代はNHKが懐かしく放送したものでしたが、もうメディアにはそんな気はさらさらありません。
祝日の名前をもう一度戻しませんか。調べなければ意味がわからないような祝日もあります。多すぎます。国民が連休を活用して家族や友人と楽しい時を過ごす、というのもいいですが、働きたい人もいるのです。何より、どんな祝日か、その意味が、宗教がない日本では重要です。建国記念日を紀元節、天皇誕生日を天長節、昭和節と明治節は節にして、歴史を学ぶ日にしたいものです。岸田総理はどうお考えですか?

11月4日(金)

自民党員です。毎日メールしています。
学校給食の改善についてです。
もっと簡単に考えるべきです。教師も保護者も、小学校や中学校での給食はそれだけでありがたい。栄養士もずいぶん頭を悩まして努力していますが、栄養だけを考えた恐ろしいメニューもwwあります。ここは、企業やコンビニの手法や製品に頼ることで、子供は大喜びです。中学校の集中調理場などの、どう考えても中学生は喜ばないメニューもなくなります。子供たちの午後を台無しにするメニューもありますから。
牛丼やハンバーガーや唐揚げやパン屋、カットフルーツなど。安く美味しい人気の企業の手助けによって、学校給食は大きく変わります。子供による給食当番も悪いことはありません。その盛り付けも衛生的でスピーディーになるでしょう。日本の宝の子供たちの食育に、企業は喜んで力を貸してくれると信じています。企業のノウハウを提供してもらうということです。そのローテーションの中に月に数回、地域の名物メニューが入ったり、日本の行事の惣菜や、季節の食材があり、栄養士はそれに特化して考えることもできます。どうでしょう?考えてみてください。

11月7日(月)

私は今入院中の病院で書いています。今まで病気も怪我もしないで66歳まで生きてきました。この一年間検査と入院をし、現在は手術も無事に終えました。
病院というものを体験したことがなかったので、大変驚いたことの一つに、看護師の仕事がありました。市立病院に入院しています。地域の誇れる病院です。今回名前だけだった存在が、心底、名実共に誇らしいです。
看護師の1人1人については、私は公立学校の教師でしたから、私と同じようなものだと思っていました。違う点は、スタッフがひとまとまりに連携して行うことなのです。看護師の分業などなく、途中で終えた仕事を誰かが引き継ぎます。人間がここまで徹底して一団になって対処できるのかと感動しました。
自分の手術の痛みを忘れるほどです。でもかなりの痛みですから、今週はメールをお休みします。
これからも岸田総理を応援していきます。

11月28日(月)

自民党員です。
毎日メールしていましたが、療養中でしばらくお休みしました。
現在の岸田政権に、あれこれアイデアを書いて送っても、そんな余裕はないと思い、内閣の解散と改造について書くことにしました。支持率低下の時に、解散も勇気がいることです。改造は相手がノってくれなければ難しい。そこを動ける側近が総理にはいません。自分が自分の覚悟で根回しし、決定するしかないでしょう。
支持率低下の大きな原因はなんだと思いますか?もちろんメディアの印象操作です。いまこそ、総理は、モリカケやサクラ、さらには人格否定にまで及んだ安倍首相攻撃の辛さを知ったと思います。でも、安倍さんに比べれば総理のほうがはるかにマシでしょう。対応としては、メディアをつぶすか、またはメディアが矛先を変えるような内閣のあり方にすることがひとつの方法です。メディアを今すぐつぶすこと、これはできませんから、矛先を変える方法について書きます。
総理の後継をはっきりとすることです。それは今のような自分がよしとする人事ではだめなのです。メディアが絶対に嫌い攻撃したい人物にすることです。中共と本気で対峙した時、はっきりと強い態度を示せる人物を官房長官や幹事長、防衛大臣に起用することです。茂木さんや松野さんではメディアは叩きません。高市さんや岸さんならどうでしょう?自民党保守の気持ちがおさまり、メディアの攻撃は総理を通り抜けてそちらへいくでしょう。宏池会や財務省の誰に気を遣っているのか知りませんが、いいかげん総理は自分が誰のリーダーなのかを考えるべきです。国民が選んだ議員のうち、岸田政権を支持してくれる議員がどれだけいるのか?今までの態度により、明らかに信頼は薄れてしまっています。「広島サミットまでなんとか」など自分勝手な弱気な気持ちは捨てて、今どうするかを真剣に悩んでいただきたい。大臣の後任など、次が決まらなければ総理が兼任すればいいことです。
国民にはメディアが報じる支持率低下しか入ってきません。でも、それが本当なのか、煽られているのか、全くわかりませんし、正直なところ、電気代が3割上がる通知のほうが怖いです。国民の興味は自分にふりかかる不幸です。原発を稼働させるんじゃなかったんですか?こののろさはどういうことでしょう。そういうことの方が国民が不満に思っていることであり、支持率低下など興味がないのです。
気にしないなら、そのままいけばいいでしょう。もし、ご自分の政権をより良い盤石なものにしたいなら、自分の気に入った人事ではなく、メディア対応の、自民党保守の気持ちをつかむ、バランスを考えた戦略的なものにすべきです。
これからも岸田総理を応援していきます。

11月29日(火)

自民党員です。毎日メールしています。
NHKは解体し、民営化する方向が望ましいと思います。子会社は受信料目当てに安穏としているのですから、高い受信料に不満を持つ国民がほとんどでしょう。現在の会長はもう2期目はやらないと言っているそうですが、きっと携わってみて、聞いていたよりもっと酷い内情にあきれたのだと思います。次のトップをきっちり決定してください。
国鉄にしろ郵政にしろ(郵政は民主党が間に入って遅れていますが)もう経験しているのですから、NHKごとき、決まればすぐでしょう。
例えば。「明日からNHKは放送しません」と言っても誰も困らないことを、NHKに自覚させることです。それほど必要のないものに成り下がってしまったのです。私なんかは「鎌倉殿の13人」だけを観るために受信料を払っているようなものです(笑)こうした役割も民放でいいでしょう。いや、むしろテレビなどより、ネットです。自分の好きな時間に、好きな動画を自由に観ることができる生活スタイルを、ほとんどの人が選んでいます。
そして、NHKの受信料がなくなることは、イコール減税なのです。国民がどんなに喜ぶでしょう。ここまで嫌われたという理由は、受信料だけではなく、日本の公共放送である組織に外国人を起用したということもあります。いい給料をもらい、いい年金をもらい、反日番組を作っている組織を国民が好きなわけはありません。
総理の政権で、ぜひ少しでも民営化を進めてほしいと願っています。
これからも岸田政権を応援していきます。

11月30日(水)

自民党員です。毎日メールしています。
選挙区についてです。今の時期なら公明党も中選挙区にするのを反対しないでしょう。これ以上増やせば、田舎では議員が一人いるかいないか、都会はゴロゴロ議員がいる状態になります。この小選挙区制もかつて小沢三バカトリオが提案したもので、そろそろ改変する時期です。
さて、解散選挙ですが、どうお考えかわかりませんが、自民党の支持率もあり、メディアの政権支持率もどうせ捏造でしょうから、これだけスキャンダルが続出している現在、いいのではないでしょうか。派閥が納得し、その後の人事も今までのような自分にとってではなく、日本にとってを考えて行えば、周囲も総理の手腕を認めるでしょう。
今、1番重要なのは国防です。国防費を財務省の思い通りにしてしまうか、そこにメスを入れることができるかで、さらに自民党保守の支持が得られると思います。逃げずに闘う姿勢、今こそ見せていただきたい。
これからも岸田総理を応援していきます。


「令和4年 官邸メール」掲載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かをしようと考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、自分が日本のことを毎日考えることを日課にしました。

保存してある7月半ばからを月毎にアップしようと思いました。ジャーナリストや学者や政治家など、専門家の考えではなく、60代の普通の主婦が、今の日本をこう考えていると知ってくだされば、きっと次の世代への参考になるアイデアが浮かんでくるかもしれませんから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?