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R5.1.27(金) ロシアが北方領土を全返還

自民党員です。毎日メールしています。
今日は総理の対ロシア外交についてお聞きしたいと思います。ウクライナ紛争も終了していない今?と思うでしょう。そんな時期だからこそお聞きしたい。

25日、日印協会の会合で、森元首相が「こんなにウクライナに力を入れてしまってよいのか。ロシアが負けることは、まず考えられない」と発言したことが報道されました。

総理が、同盟国や西側諸国への配慮から「ロシアの侵略は許し難い」と言うことは当然です。それは21世紀の世界の認識ですから。

でも、20世紀に生きて父や叔父が大東亜で戦った年代の私は、もう少し落ち着いて考えています。この紛争のはじまり、メディア一斉の同じ報道にあきれました。ロシアもウクライナも旧ソ連の同胞です。叔父はシベリア抑留から戦後帰国しています。終戦を無視してソ連軍が攻め込んだために、どれほどの日本兵が犠牲になったか、若者は知りません。この紛争に関しても、どちらが悪いと言う立場にはないのです。

若者たちはメディアに煽られて「ウクライナがかわいそう」「ロシアは非道」を合言葉にこぞって寄付をしました。ウクライナという民主主義国家が昔からあったかのように。ウクライナが北朝鮮に兵器を提供していることも知らずに。この紛争以前のジェトロのHPには、ウクライナの国際見本市といったら、ほとんど兵器だったのも知らずに。無知は罪です。この罪を作ったのは教育です。反省しなければいけません。

こういう考えの私も、実際被災して祖国を追われたウクライナ避難民を受け入れることには、大いに賛成します。12月までに日本財団が2179人のうち1608人に渡航費や生活費の支援を実施しています。そのうちの750人のアンケートでは、4分の1が「できるだけ長く日本に滞在したい」と定住の意向を示し、「状況が落ち着くまで」を合わせると65%が長期滞在を希望しています。これは支援が成功しているということでしょう。

しかし「ウクライナにさらに支援金を」という多大な支援金供給になると、どうでしょうか? これについては、先頭を走る米国ですら、国民の関心はウクライナ支援よりガソリン代であり、そのためにバイデン大統領は批判にさらされています。ヨーロッパも同様です。ウクライナ支援をいい加減やめろというデモが起きています。これが現状です。正直な人々の気持ちです。不思議なことに日本では報道されませんが、総理はご存知かと思います。

このような状況を心配し、老体に鞭打ち森元首相は苦言を呈したわけです。

ロシアは日本とは隣国です。紆余曲折はありましたが、わが国もロシアも努力をしてここまで来たのです。ウクライナは1991年にロシアを見限って独立した国です。この二国を同じように考えられるでしょうか。

私は夢を見ます。「ロシアが北方領土を占守島まで全返還」という夢です。世界は大騒ぎすると思いませんか?米国が慌てる顔が見たいというのもあります。今すぐでなくとも共和党大統領になる頃までの計画として、着々と進めるのはどうでしょう。

ロシアのこれからの経済状況を考えると、サハリン2の交渉も含め、返還を前提に進めていく価値があると思います。もちろん、北海道に米軍基地は作るなというでしょう。自衛隊の施設の拡大も行わないといけません。日本が意欲を示さなければ、ロシアだって今まで通り中国に話を持っていきます。

ただし、中国のやり方は侵略の一つの方法でしかありません。国境でロシアは経験しているはずです。北海道ではロシア人の素朴な漁師や住人と日本人はうまくやっています。返還となっても、ロシア人を排除したり日本語を強制することや宗教を押し付けることはしません。日本に返還することで、ロシアの経済的負担が大きく減り、両国の交流も盛んになり、何より日本の技術を生かした生活を、この北の地にもたらすことができます。

ロシア人を露助と呼んでいた私の夢ですよ。プーチン大統領がこのウクライナ紛争を生き延びたら、可能性があるかもしれません。総理も楽しい夢を見てください。



「官邸メール」連載にあたって

昨年7月。安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。一国民として何かをしようと考えました。「毎日官邸メールを書く」ことで、自分が日本のことを毎日考えることを日課にしました。

どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteに載せてみることにしました。これは素人の意見です。でも日本を大切に思う気持ちは国民全員同じ重さです。60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。

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