【2024年版】育ててみてわかった「育てやすい観葉植物」5選。
前回、観葉植物を天井から吊るす方法について書きました。大好きな観葉植物のことを書くのは楽しくて、前回に続いて今回も観葉植物について書いてみたいと思います。
観葉植物は趣味でもあり、インテリアのお仕事の中でご提案する機会も多く、この場所ならどんな植物が合うのか、見た目だけではなく、管理のしやすさも考えてご提案するようにしています。日光が当たらない場所や、水やりなどの管理が難しそうな場合は、フェイクグリーンをおすすめすることも。最初だけきれいでも、すぐに枯れてしまったら残念ですしね。提案するには育ててみないと!という大義名分のもと色々な植物を育ててみています。
以前、独断と偏見で選んだ育ててみてわかった「育てやすい観葉植物」と「意外と難しい観葉植物」についての記事を書きましたが、かなり前に書いた記事にもかかわらず今でも読んでいただいています。
今回の記事では、あれから新たにお迎えした植物や流行もふまえて、2024年版の育ててみてわかった「育てやすい観葉植物」を新たに選んでみたいと思います。
①フィカス・ウンベラータ
以前の記事でも選んだフィカス・ウンベラータですが、やっぱり育てやすいし増やしやすい!成長が早く、最初は5号鉢程度の小さめの株から切って伸ばして、また切って枝分かれさせて、切った枝をまた育てて・・・としているうちに大小合わせて10鉢に増えた!こんなにウンベラータばっかりどうするの!?という状態です。
フィカス・ウンベラータは今ドキなおしゃれインテリアによく合うし、冬の寒さに気を付ければ育てやすい植物です。今年の夏はハダニが付きやすかったので、水やりの時に葉の表裏も水で入念に流しました。葉が大きく横にも広がって幅を取るのでリビングなど広めの空間に置くのがおすすめです。
②ポトス・エンジョイとポトス・グローバルグリーン
ポトスも以前の記事で選びましたが、ここ最近、新しい品種が次々出てきて流通する種類がすごく増えた気がします。第2のポトスブームなの!?テルノ・○○シリーズとか高級ポトスも多く見かけますが、その中でも流通量が増えて価格も買いやすくなってきたと感じるのがポトス・エンジョイとポトス・グローバルグリーン。
ポトス・エンジョイはグリーンに白の斑が入ったきれいな葉で、他のポトスより小さめの葉がかわいい。他のポトスに比べて成長がゆっくりなので形も乱れにくいです。冬の寒さには弱めな印象。
ポトス・グローバルグリーンはグリーンに黄緑の斑が入ってて、葉はやや小さめ。こちらは成長早めで良く伸びるし良く増えます。
ゴールデンポトスやライムポトスなど昔からあるポトスもかわいいけど、ちょっと変わったポトスを求めてる方には手に入れやすさと手の届く価格でポトス・エンジョイやポトス・グローバルグリーンがおすすめです。
③パンダガジュマル
ここ数年で急に流行りだしたパンダガジュマル。丸い葉がかわいいガジュマルです。大きな仕立てのパンダガジュマルは昔からあったそうですが、3号とか3.5号くらいの小さめサイズの方が断然かわいい。基本的にはガジュマルなので丈夫で育てやすいです。小さいものは水切れと冬の寒さにやや弱めな印象。水が切れると葉が黄色くなって落ちやすいので、春から秋の間はスパルタ管理ではなく土の表面が乾いたらすぐに水をやるようにしています。
④マドカズラ
葉にいくつも穴が開いてるマドカズラ。葉の上に雨水がたまらず落ちるように穴が開いているとか。不思議でかわいい植物です。耐陰性もあって、良く伸びるし良く増えます。ポトスと同じような感覚で育てやすいです。穴の開いた葉がちょっと変わってて、他の観葉植物と並べた時にアクセントになる感じもおすすめポイントです。
⑤フィロデンドロン・ブラジル
こちらもここ最近人気で良く見かけるフィロデンドロン・ブラジル。フィロデンドロンってすごく種類がたくさんあって、上に伸びる品種とツルが伸びる品種があります。見た目も様々でこれが本当に同じグループなの!?というのがフィロデンドロン属。うちにはフィロデンドロン・ブラジル、フィロデンドロン・シルバーメタル、フィロデンドロン・バーキンがいるのですが、ポトスみたいに扱いやすいのがブラジル。ツルが伸びるタイプの品種でグリーンに黄緑の斑が入って、葉の形もポトスみたいだけどちょっと違う感じ。グリーンと黄緑に白の斑が入るとフィロデンドロン・クリームスプラッシュという高級品種。欲しいけどお高いのです。
ちなみに、フィロデンドロン・バーキンも人気のある高級品種なのですが、なんとダイソーで見つけた掘り出し物。330円(税込)でした。こちらは上に伸びるタイプの品種です。
以上、私の独断と偏見で選んだ「育てやすい観葉植物」5つをご紹介しました。ちなみに、育ててみてわかった「意外と難しい観葉植物」の方はあまり変わっていないかな。シダ系は水やり具合が難しくてチリチリになりやすいし、パキラは冬の瀕死な状態から何度も再生しています。今年の夏は暑すぎて切花はおろか切り枝のグリーンすら置けない(ドウダンツツジがすぐチリチリに・涙)玄関にパキラを置いてみたところすごく元気になった。やっぱり熱帯の植物なんだなと実感しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。どなたかの観葉植物ライフにお役に立てば幸いです。
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