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キーボードなんかを作ってます🦥 Neovimすき

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最近の記事

ロープロファイルでロウスタッガードな狭ピッチキーボードを作った【RP2040直付】

この記事ではロープロファイルの狭ピッチ(*1)キーボードの製作メモをまとめています。主に触れていく題材としては次の通りです。 作るに至った理由とデザイン RP2040マイコン(*2)を使った基板を手はんだで作ることについて 狭ピッチのロウスタッガード(一般的なずれの配列)に対応した自作キーキャップについて 自作のシリコン製ゴム脚について 完成品まずは完成品をご覧ください。 アルミフレームのアルマイトをDark Grayで発注したのですが、想定よりかなり明るく、黒キー

    • シリコン型とレジンキャストで作るシボ付キーキャップのすゝめ

      現在開発中の狭ピッチキーボード用に作ったキーキャップの作成記録をまとめました。いわゆるアルチザンではないキーキャップの作成記録になります。 記事中の商品リンクは商品サムネイル用途で、特にアフィリエイト等設定しておりません。 完成したキーキャップ早速ですが完成したChoc v1用キーキャップの写真をご覧ください。 通常より狭い17mmピッチでロウスタッガードの配列が組めるセットを作りました。 ちょっと写真が適当なので後で差し替えます(多分)。。 表面にシボをつけたことで既

      • 【CNC】アルミ削り出しの自作キーボード用ケースを作る

        いつも利用しているJLCPCBでCNC加工サービスが開始されたので、自作キーボード入門当初からの念願であったアルミ削り出しケースの製作に挑戦しました。 2023.8.13追記 ○ 不完全ネジ部の説明に、形状の参考としてタップの商品リンクを追加 ○ 2D図面の説明に、Fusion360での穴コマンドの適用方法を追加 ○ 加工コストの説明に、図を追加 2033.12.17追記 ○ 真鍮ウェイトの見積もりが大きく変わった原因を追加 完成品早速ですが完成品をご覧ください。 素材

        • 自作キーボードで利用する部品の名称

          オリジナルのキーボードを設計する際に様々な部品を利用します。 日常的に使うものではないので、毎回名称を忘れて購入履歴から探してみたり、ふんわりした記憶を頼りに画像検索してみたりと無駄な時間を浪費しているので備忘録を兼ねてまとめました。今後も少しづつ追加していく予定です。 パーツに対するコメントは大いに私の主観が入っていますので間違った情報等ありましたらビシビシ突っ込んでくださるとありがたいです。 掲載しているいずれの商品リンクにもアフィリエイト等は設定しておりません。また掲

        ロープロファイルでロウスタッガードな狭ピッチキーボードを作った【RP2040直付】

        • シリコン型とレジンキャストで作るシボ付キーキャップのすゝめ

        • 【CNC】アルミ削り出しの自作キーボード用ケースを作る

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          3Dプリントと手作業でいい感じの「ダブルショット風キーキャップ」を作る

          (2023年5月5日追記)仕上げのつや消しクリア塗装に使用するスプレーの情報を追加しました (2023年6月16日追記)OPKおよび多数の有名キーキャップの開発者であるMatt3oさんからTwitterでリプライいただけたのが嬉しくて記事にツイートを埋め込みました。 今回は自作キーキャップの設計と製作に挑戦しました。タイトルにもある通り3Dプリント品に対して手作業による加工を施し、いい感じのキーキャップになるよう仕上げています。 個人的に満足いく仕上がりになりましたが、こ

          3Dプリントと手作業でいい感じの「ダブルショット風キーキャップ」を作る

          自作キーボード入門1年目のエンドゲーム

          タイトルにエンドゲームと入っていますが、あくまで自作キーボード入門初年度の総決算的なキーボードの製作記となります。 尊師スタイルで完成したキーボードを使いこの記事を書いているわけですが、早速トラックボールをつけたくなる衝動に駆られています。 本当のエンドゲームは遥か遠くにあるようです… 今回もPCBの製作と3DプリントにはJLCPCBを利用しています。新規登録をした方にはPCB/PCBA/3Dプリントに使える総額$54分のクーポンが発行されますので自作キーボードに興味を保た

          自作キーボード入門1年目のエンドゲーム

          金属3Dプリントでケースを作ったら渋い自作キーボードが生まれた

          (追記1) 前回記事から左側のモディファイアキーを整理した配列の画像を追加 これまでに50キー・50%サイズの自作キーボード「inn(アイエヌエヌ)」についての記事を2つ投稿しました。 今回は2つ目の記事の最後でも予告していた通り、金属3Dプリントによるケース製作についての顛末をまとめています。PCBの形状も変更を行いましたので、その際に発生した発注時の注意点にも触れていきます。 なお記事中に出てくる写真に関して、作業の都合上さまざまな時間帯に撮影しています。そのため色味

          金属3Dプリントでケースを作ったら渋い自作キーボードが生まれた

          自作50%キーボード「inn」のケースを3Dプリントで発注してみた

          先日、初noteとしてPCB発注についての記事を公開しました。 公開した翌日にPCBと同様JLCPCBさんに発注していた3Dプリントで出力したレジン製のケースが届き、キーボードとして一旦形になりましたので今回はその記録をまとめます。 3Dプリントの発注方法自体はPCBと比較して難しいところはありません。3D CADやモデリングソフトで作った設計データができてしまえば、STL形式で書き出したデータを発注画面でアップロードして完了です。この当たりの流れは次回以降の記事でまとめた

          自作50%キーボード「inn」のケースを3Dプリントで発注してみた

          【JLCPCB】自作キーボード初心者がATMEGA32U4直付のPCBを作ってみた

          (追記1) 参考Webサイトにノイズ対策.COMを追加 (追記2) 受け取った商品に問題があった場合の対応についてを追加 (追記3) 参考WebサイトにSelf-Make Keybords in Japanを追加 普段Twitterで自作キーボードの制作状況などを呟いているcopkbdと申します。自作キーボード歴自体はとても浅く、今年の7月に一台目のキーボードを設計・製作しただけの初心者中の初心者です。 今回、JLCPCB(新規ユーザー向けの総額$54のクーポンが配布され

          【JLCPCB】自作キーボード初心者がATMEGA32U4直付のPCBを作ってみた