それができたら苦労はしない、ということの違和感ー好きなことに出発しようー
仕事をやめたいとは思うが、何をしたらいいのかわからないという人はたくさんいることと思う。
自分の思った通りに歩みを進めている人からすると、何でやめたいと思っているのに続けているのか不思議でならないだろう。
逆に、嫌な仕事を続けている人からしたらそれは、才能があるとか、技術があるからなせる技であって、凡人は会社にしがみつくしかない。
これらの思いがあるのではないだろうか。
そして、仕事を無理に続けている人は、サラリーマンをやめて起業したり、独立したりする人に総じて
「それができたら苦労はしない」
と言う。
でも、それができたら苦労はしない。って違和感しかない。
なぜ、苦労もせずに起業や独立ができると思っているのだろうか。
独立した人は、サラリーマンだったときから勉強したり技術を高めたりいろんな人と会って、刺激を受けたりしている。
そして、ある程度のリスクもとっているだろう。
会社を辞められない理由はたくさんあるだろう、しかし、「それができたら苦労はしない!」と言っている人は、きっと、考えることを放棄している人たちだ。
もし、今の会社がブラックで寝るか食べるか仕事しかしていないというなら、ゆとりもあって副業が認められている会社に転職すればいい。
一旦は収入が落ちたとしても、副業の収益化をデータに基づいて行っていけば成果は得られる。
家族がいるのなら、毎月の支出を今一度見直して、最低必要な月収を計算し、それから、転職活動と副業探しをすればいい。
だから、嫌な場所にとどまり続ける人というのは、自分にの人生について考えることも、調べることも、怠っている人なのだと思う。
1つだけ、フォローすると人間は忙しくなるほど、頭が悪くなるし考えなくなる。
つまり、ブラック企業に勤めている人の中には、考えない人ではなく、考えられなくなった人もいるのである。
この問題はどうしたものか。
ぼくは、小さい頃から、いろいろな選択肢があることを伝えるべきだと思う。
小さい頃は多くのことを決められてしまうし、その環境意外の選択肢を選ぶことは結構困難だ。学校も習い事も狭いコミュニティーだ。
だから、他の選択肢はないだろうかという思考にならないのだと思う。
これは、本当にどうにかした方がいい。ぼくは、部活動指導をとしていろいろな選択肢を考えられる子を育てていきたい。
あとは、さっきリスクの話をしたので、ぼくのことを書こう。
ぼくは勉強もしたしリスクもとった。
リスクをとったと言うと、かっこよく聞こえるかもしれないが、実際は、あまり賢いリスクの取り方ではない。
本当に勤めていたところが嫌だったので、辞める半年前くらいからブログについて調べて、記事のストックをして
食べられなくなったらどうするかを考えたくらいだ。
だから、今はブログとバドミントンの指導でお金はもらっているが、このままではこの2つだけで生きていくのは難しい。
つまり、ブログかバドミントンの指導で2年以内に成功するか、2年以内にアルバイトをしなければならないのである。
恐らく、賢い人は、安定した収入を得られる会社に勤めながら小さく副業として始めて見通しが持てた時点で辞めるという道を選ぶだろう。
でも、ぼくは本当に現状が嫌で半分逃げるくらい気持ちで
辞めている。
しばらくは貯金を崩しての生活になることは確実だが、どう考えても生活に困ったときは、この方法で稼げるからいいよね。って話になった。
バイアスの本を読み、自分のできる限りバイアスを取り除いてから決断もした。
もちろん、そうなれば、いい暮らしはできない。でも今、不安は多少あるがストレスはない。
それに、自分のやりたいことが明確になっているから、それに近い仕事を選べばブログのネタにもなるし、スキルアップも望める。
しかも、2年も猶予がある。
情報を集めて、自分の価値観を特定すれば、嫌な会社を我慢してストレスを蓄えずにすむのである。
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