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「らしさ」ってなんだ

自分のnote記事のヘッダー(と呼んでいるけどあっているのか?)を見ていてふと思った。
なんだか薄い気がする。
それは色なのか、絵そのものなのか。

ゆるいイラストな自覚はある。
線ははっきりとさせずゆるやかーに描かれた曲線。配色は大体自分の好きな色に。パステルカラーや灰色を混ぜた濁りのある色が好き。
ここなのだろうか、薄く感じるのは。

パッとした原色に近い緑や黄色、青なんかも使ってみたい。でも、なんだか自分ではない気がして、使えていなかった。

「自分ではない気がして」と書いてみて、「自分らしさ」を出したいと思っていたことに気づく。もちろん、色だけでは自分らしさは出せない。描き続けていくことで形成されていくものだと思っている。

その気持ちとは裏腹に私は「自分らしさ」「自分の絵」をどこかで求めていたんだ。

「らしくない」と思われるのが怖くて。


だれに言われるのだろう?
恐らく「らしくない」と思っているのは他でもない、自分なんだ。原色の色は自分らしくないと決めつけていた。

「私らしい」色を自分で決めつけていたんだ。



あなたらしい色、絵柄、性格、言い方、考え方、行動…

「らしさ」って何なんだろう。相手に「あなたらしい」と思うことはある。でも、それは決めつけてはいけないと思う。相手にも、自分にも。その「らしさ」に自分の可能性が狭められてしまうなら尚更。


縛られなくていい。自由でいい。
そうした時に滲み出てくる。
その時々の「らしさ」がいい。


さて、今日は何色を使おうか。



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