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エッセイのまちで立ち止まる

2022年6月4日 私はずっと気になっていた「エッセイのまち」に住民登録をしました!(=ともきちさん主催のサークルに参加)


『サークル「エッセイのまち」の仲間で作る共同運営マガジン』をフォローして、陰ながらそっと拝見していた。
日常の中のポッと心温まる体験や、ハッ💡とする発見、毎日のかけらがキラキラしてここには詰まっている。
ふとした日常のかけらをキラキラに磨き上げる職人たちのまち。素敵だ。

外から眺めるだけで十分だったけど、ふとした時「中から見るまちの景色は、もっと素敵だろう」と想像した。海の見える街に思い焦がれる黒いまじょこさんの気分。(まーじょこさーーん)

素敵な作品を書かれる方の集いに「こんな私が」と躊躇う気持ちよりも、「そこへ行きたい」気持ちが強かった。頭の中で「海の見える街」の音楽が聴こえてくる。

スマホに映し出された小さな「参加する」のボタンをにゅ〜〜っと力を込めて押す。「私なんかが〜」ってどこかで囁く私の声が入ってこないように。
力を込めて蹴り出し、暗く深い夜の中に黒猫と夢と一緒に飛び出したまじょこさんはあの時こんな気持ちだったのだろうか。




「エッセイのまち」を見つけた時、衝撃が走った。(ピシャァァァ⚡️)
エッセイは「芸能人や作家さんが書く日々を綴ったもの」というイメージがあったから。
私にとってエッセイは本屋で出会うもので、著者の多くがエッセイ以外で何かしら作品を出している人だと思っていた。

「誰でも書いていい、誰でもかける」
なんだかエッセイから市民権をもらえた気分。私も書いていいんだ。(ありがてぇ🙏)

ただ、いまだによくわかっていないことがある。


日記とエッセイの違いって??

なんとなくはわかる。
ただ、「何が判断材料になっているか?」と言われたら、言葉が出てこない。
こんな状態だが「エッセイのまち」に入ったら分かるかもしれない、と意を決して門を叩いた。(未熟者が失礼します)

住民登録をして、
自己紹介を掲示板に貼って、
束の間、
サークル運営者のともきちさんの記事が上がった


ともきちさん、もしやエスパー?
私が今まさに知りたいことです、それ。


記事の冒頭に

※この記事は、サークルの会員向け限定記事(この夏実装予定!)のプレ記事として、有料記事で公開・メンバーには無料で公開しています。
『エッセイと日記の線引きについて』ともきちさん

住民登録をしてまもない私にも市民権が与えてられている。なんて優しい世界。早速ともきちさんに連絡を取って、記事を拝見できる状態に。

早く答えを知りたくて、あわてて手が滑り、誤タップで違うページに飛んでしまう。(今知りたいのはシュールストレミングの臭さの匂い成分じゃないんだ!!)
ココをタップしたら、ともきちさんの考えに辿り着く。そんな時。


このまま記事を読んだら、
そこに書いてあるものが、
「自分にとってのエッセイとは」に
なってしまう
気がした。


「初めて目にしたものが親」のヒナと一緒だ。
エッセイに対して真っ白な価値観の私。
ヒナが「本当に私の親??」と疑わないのと同じように、私の「エッセイとは」が100%ともきちさんの考えになってしまう。

これはいかん!
ともきちさんがエッセイを書き続けていく中で気づいたことを、自分があっさりとものにしてはいけない。

私は数ミリのところでタップする手を止めた。私なりの「エッセイとは」を握りしめて、ともきちさんの記事を読みたい。


心を落ち着けるためにシュールストレミングの臭さの要因となる匂い成分を調べた。
プロピオン酸・硫化水素・酢酸などが挙げられる。わぁ、腐敗臭と刺激臭の宝庫だ(めっちゃいらん情報)


今はエッセイの定義を調べて、自分の持っている知識から思考した「線引き」しかできない。
ドラクエの初期装備くらいの考えかもしれないけど、準備をして拝見します。早く記事が見たいので、これから白湯とホームパイをお供に思考の海へ潜ろう。(現在:5日 14時)


「エッセイのまち」まだ住み始めて1日だけど、ここにきてよかった。



まじょこさん
ジブリ映画『魔女の宅急便』で、序盤でトンボが主人公のキキのことを呼びかけた時の呼び名。
『♪海の見える街』/久石 譲
ジブリ映画『魔女の宅急便』で、主人公のキキが「海の見える街」に降り立つシーンで流れるサウンド。
シュールストレミング
スウェーデンで生産される塩漬けニシンの缶詰。「世界一臭い食べ物」と評される。
臭い匂いの成分はプロピオン酸(むせるような酸っぱい刺激臭)、硫化水素(腐った卵)、酢酸(刺すような酸臭)などが含まれる。

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