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正しい知識で偽サイトを見破ろう!

最近話題になってますね。偽サイト。

特別給付金の偽サイトや某大手携帯会社に関するものだったり。

でも、ITに関する知識が多少あれば結構回避できることもあるんです。

では、今回のテーマは3つ

1.ホームページのデザインは簡単にコピーできる

世の中にある色んなサイト。

もちろんそのままコピーなんてしてはいけません。当たり前ね。

でも全く同じデザインで作ろうと思ったら簡単なんです。

詳しい手順や実際のサイトの例を載せようとおもったんですが、何かに引っかかると面倒くさいので割愛。。。(涙)

でも所用時間にして1分もかかりません。
それくらいデザインを真似するのは非常に簡単なんです。

なので、「サイトの見た目で判断するのはNG」ってこと。

2. ドメインで簡単に判別できる

ドメインという言葉をご存知ですか。

「*****.com」「*****.jp」というサイトにアクセスするときのURLです。

検索したらいくらでも出てきますが、一応参考までに。

例えば、今回の政府が発表している特別給付金にまつわるサイトのドメインを見てみましょう。

図4

注目すべきは緑の部分。どうでしょう。

一見見分けがつきませんが、この部分はごまかせません。

何故ならこの「go.jp」などの特別なドメインを取得するには、審査等が必要になるからです。

ドメイン例
.co.jp 株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社など
.or.jp 社団法人、財団法人、医療法人、社会福祉法人、宗教法人、特定非営利活動法人など
.ne.jp ネットワークサービス提供者
.gr.jp 2名以上の個人による任意団体、2つ以上の法人による任意団体(グループ)
.ac.jp 学校法人・大学・短期大学・職業訓練校・職業訓練法人など
.ed.jp 保育所・幼稚園・小学校・中学校・高等学校など
.go.jp 独立行政法人、特殊法人、政府機関(組織機構図に含まれる機関)

例えば、
「ac.jp」であれば大学であり、「go.jp」であれば政府機関でなければドメインそのものを取得できません。

なので、今回のケースだとドメインが上記に当てはまるかどうかで判断するのも1つの手ではないでしょうか。

ドメインで本物かどうかを判別するってのもあり

もっと詳しく知りたい方はこちらを参考に。

3.その他の注意点

その他にもこんなケースは一旦疑った方がいいかもしれません。

・案内するサイトのURLが見たこともない英数字の文字の羅列
・特に重要な個人情報(暗証番号など)を入力させるように誘導する場合
・日本語の表記がおかしい場合
など

メールで少しでも「ん?」と思ったら、一旦立ち止まりましょう。

必要ならばサービス運営会社等に直接電話し、正しい情報かどうか連絡します。その方が確実です。

面倒くさいですけどね。でも何か問題が起こるよりかはマシです。

まとめ

年々このようなセキュリティに関する犯罪は巧妙化していく可能性はあります。

しかし、今回のテーマのケースであれば最低限の知識があれば簡単に回避できたのではないでしょうか。

まとめます。

・見た目が一緒だからって安心するな
・ドメインで判断するってのも1つの手
・センシティブな個人情報(暗証番号等)を入力する場合は最新の注意を

これからの生活にインターネットは切っても切り離せない存在です。

ネットが不得意な方でもそんなに難しい話ではないので、正しい知識でこのようなケースでも冷静に対処していただければ幸いです。

では。

お知らせ

ママや女性向けのプログラミング教室をやってます。

今回のテーマに関するサイトやドメインの知識だけでなく、プログラミングもマンツーマンで指導しております。

とはいっても実際どんな感じかは体験していただいたほうが早いと思います。

最初は勇気がいると思いますが、体験(30分程度)もやってますので、是非お問い合わせください。


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