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【婚約中】リアルぼっちとの違い クリスマスの呪い

3月末に結婚相談所に登録し、9月に成婚退会し、婚約中の身です。
つまり、婚約者がいます。

過去に彼氏がいたことは20代半ばの半年間。

今年は初めて恋人(婚約者)がいるクリスマスと言えるでしょう。

しかし、いろいろな兼ね合いと私のメンタルバランス(マリッジブルー? 単に自分の時間が減らされるカウントダウンを目前に敵前逃亡した臆病者?)によって、今年のクリスマスイヴは昼のちょっといいランチを食べてから結婚指輪、婚約指輪を受け取るだけになりました。

いやいや、クリスマスイヴに結婚指輪、婚約指輪を受け取れるなんて素敵すぎる出来事ですよ。

しかし、世間は土曜日の今日(イヴイヴ)が本番なのでしょう。お手頃なお店の量販店の赤いケーキの箱を持った40.50代ほどのサラリーマン、有名ブランドケーキ店のロゴが入った箱をを持つ若夫婦、ホールケーキの入った箱を大事に抱えるおしゃれ大学生。クリスマスイヴイヴの地下鉄の19時は浮足立ってしょうがないったら。。。
まぁ、ぶっちゃけ、うらやましいだけなんですけどね。

去年までは、恋人予備軍すらいないリアルぼっちだったので、開き直ってコンビニでクリスマスミニケーキとチキンとお酒を買ってぼっちクリスマスを満喫しました。楽しかったーーーー!!

そして、今年。

結婚式の予定もあり、新居の契約も進め、両家顔合わせも済ませた、婚約者のいる私は去年と同じく、ぼっちクリスマスイヴイヴを過ごしています。
明日のイヴはデートですが、本当はイヴイヴから泊りに行って世間のザ・カップルみたいなクリスマスを過ごすはずでしたが、私のホルモンバランスの関係でなくなりました。

まぁ、独身最後のクリスマスイヴイヴと思って楽しめばいいなと去年と同じように、今回はコンビニではないですが(この一年でかなり節約意識がついたかな?)スーパーでショートケーキ2個入りを買い、焼きそばとハイボールと白ワインでクリスマスイヴイヴを満喫しています。。。

でも、リアルぼっちのときには開き直りの力で変に楽しかった(本当に楽しかった!)のは覚えているのですが、今年は、あまり楽しめません。明日のデートのことや、今後の新居のこと、生活費の負担割合のこと、新婚旅行や妊娠、マイホームも時期など、リアルに話し合わなければいけないことが山積みだからです。

そして、世間から見れば私の立ち位置は去年と何一つ変わりません。身軽な独り身です。だから歯がゆいし、だからこそうらやましい。通勤電車で不機嫌にスマホをいじっている女性の左手薬指に光る指輪を見つけたときは、彼女を単純に羨望の対象として見てしまう自分がいます。
あと数か月も経てば、彼女がスマホを見て眉間にしわを寄せる理由だって分かることは理解しているのですが、それでも、”ベタな幸せ”に憧れを持ってしまう。

クリスマスケーキの箱を持ったサラリーマン。
もしかしたら、クリスマスケーキを子供たちに預けたら、そのまま部屋に閉じこもってしまうような引きこもり系父親像かもしれませんが、ケンタッキーのバラエティバックをもつサラリーマンを見て、その向こう側に幸せな家庭が見えるのはしょうがないこと。

あと数か月もすれば、今の気ままな生活が無性に恋しくなるでしょうに、、、分かっているのに、絵に描いたような幸せを体現する人たちを羨ましく思えるのは、真のリアルぼっちから卒業した証なのでしょうか。

来年のクリスマスが幸せでありますように。


(たかが、キリストの誕生日、クリスマス。なんでそんなに私たちを苦しめるのか。。。クリスマスの呪いはなかなか晴れそうにありません)

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